日本被団協が石破首相と面会 核兵器禁止条約締約国会議へのオブザーバー参加は明言避ける【長崎】
テレビ長崎
ノーベル平和賞を受賞した日本被団協の代表委員などが、8日石破首相と面会しました。 面会は首相官邸で午前10時から30分ほど行われました。 日本被団協からは、代表委員を務める田中熙巳さんや田中重光さんを含む8人が出席しました。 ノーベル平和賞の受賞決定後に石破首相から面会の提案があり、冒頭、石破首相は改めて受賞に祝意を述べました。 代表委員などは核兵器の廃絶などを訴えましたが、石破首相は国際情勢や安全保障環境の厳しさに触れ、核抑止の必要性を強調したということです。 日本被団協 田中熙巳 代表委員 「(石破首相は)中国、ロシア、北朝鮮があって日本は厳しい環境に置かれている。それに備えなくてはいけないというような考え方ですから」 2025年3月に開かれる核兵器禁止条約の締約国会議については、被団協は少なくともオブザーバー参加するよう政府に求めましたが、石破首相は明言を避けたということです。
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