写真：こどもとIT

株式会社丸井グループは、全国大学生活協同組合連合会との協創により、全国の大学生協店舗で利用できる「まなび応援！Apple専用分割プログラム（残価設定プラン）」の提供を開始した。 【画像】支払い総額と月々の負担を抑えられる 全国の大学ではオンライン授業が定着しているが、デジタル端末の価格が上昇しており、学生やその家庭の負担が増大している。同グループは、学生の学びに対する選択肢が狭まる現状を踏まえ、教育分野での社会課題の解決として、同プログラムの導入を決定した。 同プログラムは、これまで小中高生の児童生徒がいる家庭向けに提供してきたが、大学生協に加盟する216の大学と新たに協業。全国400を超える大学生協店舗でApple端末を購入するとき、同プラグラムを利用できる。 具体的には、利用期間終了後に端末を返却することを前提として、残存価値をあらかじめ除いた金額でApple端末を購入でき、利用期間内の分割払いが可能だ。 つまり、通常の支払い方法を100％とした場合、約20％の金額は支払いが不要で、残りの約80％の金額を分割で支払う。支払い方法は銀行口座から月ごとの自動引き落としで、分割払い手数料は実質年率3.0％となっている。もちろん、契約時に定められた金額を支払って端末を買い取ることもできる。 同プログラムによって、総支払額と月々の支払額の両方を抑えることが可能となり、大学生協で実施しているApple端末の学生・教職員割引と組み合わせれば、購入の負担がさらに小さくなる。 なお、申し込みの対象者は、満18歳以上の大学生となっているが、日本国内に在住していれば、外国籍の学生も申し込みが可能だ。また、Apple端末の利用者が高校生以下の場合、保護者や親権者による申し込みが必要となっている。