富山マラソン、25年は11月2日 10回目で新企画も
富山県内最大のフルマラソン大会「富山マラソン」の実行委員会が25日、県民会館で開かれ、2025年大会の開催日を11月2日と決めた。次回は10回目の節目で、ジョギングの部の定員を千人から300人増やすほか、参加者の満足度を高める新企画を行うとした。 募集定員はマラソンで1万3千人、車椅子は30人、ジョギングは1300人で、参加料をマラソンの部で千円値上げし、1万4千円とする。 大会前日の受け付け場所は、例年は富山市総合体育館だが、改修による休館で高岡テクノドーム(高岡市二塚)に変更する。今年の大会は能登半島地震で新湊漁港周辺の道路が損傷したため、約700メートルの代替コースを設定したが、次回は従来のルートに戻すほか、5年ごとのコース更新で射水市本江地区の約2キロを変える。 会合は委員39人が出席。事務局が、今年の大会で設けた能登半島地震チャリティー枠や会場の募金箱などで集まった571万5578円を、災害義援金として日本赤十字社県支部に届けたことなどを報告した。
大会は実行委員会と富山陸上競技協会主催。県と富山、高岡、射水の3市、北日本新聞社共催。同協会主管。