眉毛のお悩み別!今どきアイブロウの描き方|CLASSY.
【お悩み】元々の自眉が濃い・薄い別に今どきアイブロウの描き方を教えてください!
年齢を重ねるにつれて少しずつ増える美容のお悩み。そんなアラサー世代のリアルなお悩みを解決すべく、ヘアメーク・Georgeさんと美容家・大野真理子さんの美容塾を開講!今回回は「濃い眉さん・薄眉さん」のお悩みです。
【薄眉】さんは...異なる質感のアイテムを使うと脱のっぺり、理想の立体眉に!
■CLASSY.リーダーズ・光沢愛実さん(32歳/IT関連) 塗りつぶしはNG。海苔眉にならないように 1本1本毛を増やしつつ眉毛の“隙間感”を意識!
毛が細く、まばらに生えている光沢さんの自眉。セルフメークはキレイな形の眉だけど、きっちり塗りつぶされていてのっぺり見えがち。Georgeメークでは、 1 本1 本の毛の立ち上がりと程よい“隙間感”によって、断然立体的な仕上がりに。
【濃い眉】さんは...“描かずに、のせる”意識で濃いしっかり眉もふわっと
■CLASSY Couples・遠藤未有さん(33歳/不動産金融) マスカラで眉と肌色のコントラストを抑えて。眉毛を描こうとせずに毛にふわっと“のせる”こと
硬めの毛質で、すっぴんでもしっかり存在感のある遠藤さんの自眉。セルフメークはダークブラウンを使用し、キリッとした眉に。Georgeメークでは眉と肌色のコントラストが抑えられ、さらにふわっとした柔らかい印象にアップデート。
ヘアメーク・Georgeさんに「トレンド眉の作り方」を聞きました!
二人のセルフメークを見ていて、やっぱり“描かなきゃ!”という意識が強くて、全体的に眉がのっぺり見えてしまっているなと思いました。悪くないんだけど、眉に立体感があ るともっとあか抜けます。 今回は濃い眉さん・薄眉さんのどちらも、ふわっとした立体感のある柔らかい眉に仕上げました。少し前はキリッと、凛とした存在感のある眉がトレンドでしたが、最近の傾向としては存在感を抑えた柔らかい印象の眉が多くなっています。盛りめのアイメークが主流な中で、眉まで存在感が強いとバランスが悪いからです。 今季は眉のカラーマスカラがたくさん出ているのですが、もちろんトレンドでもあるし、眉の存在感を抑えるのにマスカラが活躍してくれるというのも理由の一つだと思います。とはいえ、眉アイテムってなかなかアップデートしない人も多いですよね。どうしてもアイシャドウやチークなどの色物が欲しくなるけど、眉アイテムは手に取りやすい価格帯のものが多いので、ぜひ投入してもらいたいです。毎日使うものだから、価格帯も重要ですよね。 眉をアップデートするなら、1アイテムだけで作ると立体感や濃淡が出しにくいので、パウダーとリキッド、それにマスカラなどと、異なる質感のアイテムを複数使うのがポイントです。眉アイテムをあまりアップデートしないのと同じで、眉メークって結構みんなの思い込みが多いんです。 一つは、眉の色は髪の毛の色に合わせるのが正解説!コレ、みんなずっと信じていますよね。私的には髪色にとらわれずに、眉はアイメークに合わせるようにしています。すると目元全体に統一感が出て、メークの完成度がぐっと上がるからです。 あとは、眉アイテムを使う順番にも思い込みが多いです。「最初に描かなきゃ!」「眉マスカラは最後」とよく言われますが、必ずしもそうではありません。たとえば今回の濃い眉さんのメークでは、眉マスカラを先に使って、その後にペンシルやパウダーを使っています。ファンデの後にパウダーをのせるベースメークと同じで、この順番だとメークが落ちにくくなるのでおすすめですよ。 今回濃い眉さんと薄眉さんは、どちらも仕上がりはふわっとした柔らかい眉ですが、使うアイテムの順番が違うところに注目してみてくださいね。 撮影/nara(vale.) 〈人物〉、河野 望〈静物〉 ヘアメーク/George 取材/広田香奈 再構成/Bravoworks,Inc.