「理想的な環境にいる」契約を延長したJ1アビスパ福岡のイラン人ストライカー、シャハブ・ザヘディ 「クラブのプランと一致」
J1アビスパ福岡との契約延長を発表したFWシャハブ・ザヘディ(28)が6日、福岡市の雁の巣球技場での公開練習後に取材に応じた。6月末までだった契約を今年12月31日まで延長したストライカーは「私とクラブのプランは一致している。(福岡は)昨年は(ルヴァン杯の)タイトルを取っています。アビスパのエンブレムをより高いところにもっていきたい」とリーグ戦6位以上、天皇杯4強以上の目標達成に力を尽くすことを誓った。 ■「プジョル」魂、小田バックヘッド弾【動画】 イラン代表経験があるザヘディは3月の加入後、リーグ戦12試合で6ゴール2アシストをマーク。「とても素晴らしい時間を過ごしています。それは(福岡の)街も、ファンの皆さんも自分にとって理想的な環境にいる」とうなずいた。 所属はウクライナ1部のクラブで、ロシアの同国侵攻に伴う国際サッカー連盟(FIFA)の特例措置として福岡でプレーしていた。アイスランド、ハンガリーなどでもプレーしたFWは「毎日、興味深い発見が多い。日がたつにつれて、チームにも街にも自分がなじんでいる気がします」とさらなる活躍に自信を見せた。(向吉三郎)
西日本新聞社