米メディアも移籍後初サヨナラ打の大谷翔平を称賛「まさにスーパースター。孫たちに彼のことを話す」
◇ナ・リーグ ドジャース3―2レッズ(2024年5月19日 ロサンゼルス) ドジャースの大谷翔平投手(29)は19日(日本時間20日)、本拠ドジャースタジアムでのレッズ戦に「2番・DH」で先発出場。第4打席に一塁へ内野安打を放って2試合ぶりの安打をマークすると、延長10回に移籍後初のサヨナラ打を放った。 【写真】T・ヘルナンデスにバケツの水をかけられるドジャース・大谷 最大の見せ場は2-2で迎えたタイブレークの延長10回だった。2死一、二塁で大谷が打席に入ると、カウント1―2から内角速球を引っ張りこんだ打球は右翼線で弾み、本拠ファンが大熱狂の移籍後初のサヨナラ打となった。 大谷はベンチから飛び出てきたナインからウオーターシャワーで祝福された。試合後、自身4年ぶり2度目のサヨナラ打を放った大谷は「単打でいいのでヒットで終わらせたいと思っていた。独特な球筋なので何とか食らいつくイメージをだけ持って、何とかバットに当てたいなと思っていた」と振り返った。 地元メディア「ドジャース・ネーション」は公式Xで「この男はまさにスーパースターの定義であり、ドジャースが彼に支払おうとしたすべての金銭に値する。私たちは孫たちに彼のことを話すつもりです」と敬意を込めて投稿した。また、同メディアのダグ・マッケイン記者は自身のXで「DHだけでMVPを獲得した選手は見たことがないが、大谷翔平選手のような選手も見たことがない。このような瞬間は、大谷選手が歴史を作るのに役立つだろう」とDHでのMVP獲得に期待した。 ドジャースの公式Xは「ショーは終わりだ。帰ろう」と大谷の名前にかけてサヨナラ打の動画を投稿した。