ロッテ・種市“新フォーク”で初星 6回0封!圧巻初回3者連続K 今季タイトル獲得へ意欲
「ロッテ3-0日本ハム」(30日、ZOZOマリンスタジアム) 握りを変えた新生フォークで今季初星だ。ロッテの種市篤暉投手(25)が6回102球を2安打無失点、8奪三振の快投。「できるだけゾーンで投げるように意識したのが良かった。何よりフォークボールが良かった」。今季初お立ち台でも笑みがはじけた。 【写真】吉井監督 今季初勝利の種市にハイレベルな注文「重苦しいムード作った」「期待してる種市からいくと全然」 初回は3者連続三振の圧巻の立ち上がりだった。0-0の四回には、先頭から2者連続で四球を与えピンチを招いたが、その後は2者連続三振、投ゴロでピシャリ。昨季より握りを深くし、シンカー気味の軌道で投げているというフォークで、三振の山を築いた。 昨季は157三振を奪ったが、ドジャースに移籍した山本に及ばず最多奪三振のタイトルを逃した。今季こそ「何かひとつで1位をとりたい」とタイトルを狙う。その中でも「ピッチャーの能力が反映されるのは防御率と奪三振」と右腕。強いこだわりを持って今季も腕を振る。