<高校野球>関東4強と東京Vの国士舘 6校目の横浜は神奈川決勝の大勝を評価
◇関東・東京の選考経過<枠6、候補・関東15、東京4> 関東大会4強がまず順当に選出された。24年ぶりに優勝をした桐蔭学園は技巧派左腕・伊礼の粘り強い投球に加え、同大会で3本塁打を放った主将・森を中心とした打撃が高く評価された。準優勝の春日部共栄はエース右腕で4番の村田の投打にわたる活躍が支持され、いずれも継投策で勝ち上がった4強の山梨学院、習志野が続いた。東京はタイプの違う3投手を駆使し、堅守で10年ぶりに優勝した国士舘を選んだ。 【おめでとう 出場32校の一覧はこちら】 6校目は関東大会8強の横浜と、東京大会準優勝の東海大菅生を比較した。安定感抜群の投球を見せた左腕・中村晃のいる東海大菅生を推す声もあったが、横浜は150キロ超の速球を武器に三振を量産した左腕・及川を擁することと、神奈川大会決勝で桐蔭学園に11―2で大勝したことが決め手となり、上回ると判断された。