能登半島地震から45日目 石川県、復旧作業中の安全確保呼びかけ ブロック塀の下敷きで男性死亡受け
日テレNEWS NNN
能登半島地震の発生から、45日目。被災地では、がれきの撤去中に、ブロック塀の下敷きになった男性が死亡したことなどを受け、石川県はボランティアを含め復旧作業中の安全確保を呼びかけています。珠洲市から中継です 能登地方では、14日午前、最大震度4を観測、突然の揺れに警戒しながらの復旧作業が続きます。 14日、珠洲市を訪れたボランティアはおよそ20人。およそ3時間、家具の運び出しなどを手伝いました。 こちらのお宅では、地震で屋根瓦が壊れ、雨漏りも起きていて、大切に使ってきたものが水に浸かってしまったといいます。 一方、七尾市では4日前、がれきを片付けていた60代の男性が、ブロック塀の下敷きになり心肺停止の状態でしたが、その後、搬送先の病院で死亡していたことが、関係機関への取材で新たに分かりました。 13日までに、珠洲市を含む8つの市町で活動を行った災害ボランティアはのべ2200人以上にのぼり、今後も活動が続けられる中、石川県は、ボランティアセンターに対し、活動を行う建物に倒壊の恐れがないか、建築士の助言のもと、事前に現地で調査するなど、安全確保の対策を図るよう、求めたということです。 石川県は来週以降、現地での活動時間を4時間程度確保するため、帰りの時間を1時間ほど遅らせるということです。