■NISA口座数のシェアナンバーワン〈ポイント1〉
楽天証券のつみたてNISA口座は2023年3月末時点で300万口座を突破した。NISA口座の業界シェアは55%を占めており、圧倒的な規模である。
2024年からはじまる新しいNISA(以下、新NISA)は「つみたて投資枠」と「成長投資枠」に分かれるが、新NISAを管轄する金融庁、つまり国はNISA口座での「長期・つみたて・分散投資」を推している。まずはつみたて投資枠でインデックス型投資信託(日本の日経平均株価や米国のS&P500など、指数=インデックスに連動するタイプの投資信託)をつみたてる人が多そうだ。
もし多くなる場合、つみたてNISAでシェアナンバーワン(根拠は冒頭タイトル下の脚注参照)の楽天証券が新NISAでも圧倒的なシェアを握ることは想像に難くない。
多くの投資家に選ばれているという事実は大きい。楽天証券のシェア首位は信頼の証し。「みんなが楽天証券でやっているから、私も」という発想は"アリ"だ。
■クレジットカードつみたて最大1%〈ポイント2〉
楽天証券の「投資信託のクレジットカードつみたて」は、つみたてた投資信託の金額に応じたポイント還元が好評を博した。今やクレジットカードつみたては、ネット証券では定番のサービスになった。
楽天証券のクレジットカードつみたてのポイント還元率は最大1%。「楽天プレミアムカードならつみたて金額の1%」「楽天ゴールドカードなら同0.75または1%」「楽天カードなら同0.5%または1%」の楽天ポイントがもらえる。
ゴールドカードや年会費無料の楽天カードでも、投資信託の信託報酬のうち楽天証券が受け取る手数料が0.4%以上なら一律で1%がもらえる。
貯まった楽天ポイントは投資信託、日本株や米国株(円貨決済)などの購入に使うこともできる。楽天市場での買い物や他の楽天サービスでの利用もOKだ。
■月10万円までポイントの対象〈ポイント3〉
投資信託のクレジットカードつみたては「1カ月で5万円まで」が一般的な仕組み。でも楽天証券は一味違う。
まず、楽天カードでつみたてられるのは月5万円まで。加えて「楽天キャッシュ」という電子マネーを使った投資信託つみたてもできるのだ。
楽天キャッシュつみたても月5万円が上限だが、楽天カードを使って楽天キャッシュにチャージすると0.5%の楽天ポイントがもらえる。
つまり「楽天カードのクレジットカードつみたて5万円(最大1%)」+「楽天キャッシュつみたて5万円(0.5%)」=合計10万円まで、毎月ポイントをもらいつつ投資信託をつみたてられるのだ。
新NISAのつみたて投資枠の年間上限は120万円、つまり1カ月当たり10万円。楽天証券なら、上限額いっぱいまで楽天ポイントがつくというわけだ。これは主要ネット証券で楽天証券だけ!
■「かぶミニ(R)」「かぶツミTM」が好評〈ポイント4〉
楽天証券の「かぶミニ(R)(単元未満株取引)」の評判がいい。日本株を1株から買える。対象は有名企業を中心に1602銘柄(2023年8月14日現在)。このうち746銘柄はリアルタイム取引も可能。リアルタイム取引は楽天証券だけの画期的サービスだ。
気になる売買コストは? 楽天証券は10月1日に日本株の取引手数料が無料となる「ゼロコース」を新設した。そして、NISA口座のかぶミニ(R)の取引手数料も無料に。買いと売りの往復コストで他社と公平に比較しても、良心的な水準だ。
さらに、新NISAの成長投資枠で使いたいのが、業界初の「かぶツミTM(国内株式積立)」。毎月◯株などの株数指定だけでなく、3000円からの金額指定もできるつみたてサービスだ。楽天証券で取引できる全上場銘柄が対象で、かぶミニ(R)対象銘柄なら100株以下もOK!
■楽天証券のココがいい! リアル10人の声〈名前50音順に紹介〉
資産運用をしている人の生の声を聞きたい――。そこで、SNSのフォロワー数が多い個人投資家10人に、「楽天証券のNISAはどこがいいと思いますか?」と質問。その回答を紹介する。
【桶井 道(おけいどん)さん @okeydon】
●1株から買える「かぶミニ」で日本株を自在に買えて、「かぶツミ」で自動つみたても。しっかり新NISAに対応してくれている
●楽天市場など"楽天グループ"で貯めた楽天ポイントで投資ができるのは、うれしい。最初は自己資金ゼロでもOK
●楽天証券と楽天銀行を連携すれば普通預金の金利が最大年0.1%(税引き前)に。新NISAの待機資金を"チリツモ"で増やせる
【かむいさん @kabutotomoni】
●楽天プレミアムカード(年会費1万1000円〈税込み〉)なら、投資信託の信託報酬にかかわらずクレジットカードつみたてで1%のポイント。楽天市場で年40万円程度の買い物をする人なら年会費を払っても得
●「会社四季報」がタダで読めるのは、新NISAで日本株を買う人には役立つ
●楽天証券のスマホアプリは他社と比べて便利で使いやすい
【たぱぞうさん @tapazou29】
●UI(ユーザーインターフェース=パソコンやスマホの画面デザインなど)が他社に比べ使いやすい。かなり大事なポイント
●海外ETFの品ぞろえがよく、過不足なし。欲しい、と思って「取り扱いがない」ことは、ほぼない
●楽天証券の「貸株」サービス(対象の日本株を保有しているだけで金利がもらえる)は条件設定や選択が良い意味で限られていて、投資初心者の人も迷いにくいと思う
【DAIBOUCHOUさん @DAIBOUCHO】
●名証など単独上場の個別株投資もNISA口座で買えるところ。地方銘柄に非対応の証券会社も多いので......
●「マーケットスピード2 RSS」という強力なツール。は株の分析に必要なデータを取得できて、新NISAにも実用的
●新NISAで米国株や海外ETFを買うなら分配金を「円」で受け取れる機能が役立つ(現状、楽天証券だけでは?)
【投資熊さん @invest_kumakuma】
●投資信託の定期売却サービスで「金額」に加えて「定率」「期間」も選べて新NISA対応なのは現状、楽天証券だけ
●主要ネット証券のクレジットカードつみたては月5万円まで。楽天カードつみたて+楽天キャッシュつみたてで月10万円までポイントがつく
●買い付け手数料無料の海外ETFが15本もあって、自動つみたてもできる(新NISAにももちろん対応)。分配金を円で受け取れて便利
【ハルさん @haru_tachibana8】
●楽天カードつみたてと楽天キャッシュつみたてを併用すれば、新NISAのつみたて投資枠上限の月10万円までポイントがつく
●「無料で読める投資関係の本」があってうれしい。楽天証券のNISAやiDeCo口座を持っていたら、さらに冊数が増える
●スマホアプリの「iSPEED」や「マーケットスピード」経由で日本経済新聞の最新記事も無料で読める。ありがたいサービス
【穂高唯希さん @FREETONSHA】
●新NISAでS&P500や全世界株式の海外ETFを買う人にとって、分配金を円で受け取れる機能は便利な仕組みとして活用できる
●月次や年次で配当金や運用損益を確認するときに見やすさを実感。他社に比べ、UI(スマホやパソコンの画面デザイン)が見やすく、よく考えられたレイアウト
●スマホアプリの「iSPEED」経由などで日本経済新聞を無料で読める
【もみあげさん @momiage0088】
●きめこまやかな対応をする担当者が非常に多いと感じる。サポート体制の充実はネット証券でも大事なポイント
●私がつみたて投資にぴったりだと思っている、「楽天・全米株式インデックス・ファンド」がNISAでもiDeCoでも買える
●海外ETFでは「QQQ」「VGT」「SPYD」などテック系から高配当系までしっかりそろえてあるところ。分配金も直接「円」で受け取れる
【りんりさん @SandP500ETF】
●楽天証券と楽天銀行の連携が便利で使いやすい。他のネット証券×ネット銀行の連携より使いやすいと思う
●新NISAでVOOやVTといった海外ETFに投資をする方で、分配金を円で受け取りたいという方には楽天証券が便利
●楽天証券のサイトは他のネット証券よりもわかりやすく、画面も見やすく(UIも〇)、操作も簡単で初心者には心強い
【レイチェルさん @rachelcubmike】
●新NISAの"出口"に役立つ投資信託の定期売却サービスで、楽天証券は「金額」「定率」「期間」の3種類から選べる(定期売却サービスがある他社は現状、定額売却のみでNISA非対応)
●つみたてNISAは楽天証券が人気だし、きっと新NISAも? 「みんなに選ばれている」安心感
●家族プログラムを使って夫も妻も楽天証券で新NISAを利用すれば、もらえる楽天ポイントが増えたり、ポイントバック率が上がったりする
取材・文=安住拓哉、デザイン=鍋田哲平、イラスト=おーるい みちひさ
「NISA」は少額投資非課税制度、「iDeCo」は個人型確定拠出年金の愛称です。本コンテンツに記載されている会社名、サービス名、商品名は、各社の商標または登録商標です。
「NISA」を通じてご投資いただく際には、各商品等に所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。また、各商品等には価格の変動等による損失を生じるおそれがあります。各商品等へのご投資にかかる手数料等およびリスクについては、楽天証券のサイトの当該商品等の契約締結前交付書面、目論見書またはお客様向け資料などが記載されたページに記載されておりますので、当該ページをお開きいただき、よくお読みください。
最終的な投資決定はお客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。
なお、取扱商品のご投資にかかる手数料およびリスクについてはこちらをご確認ください。楽天証券株式会社/金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第195号、商品先物取引業者加入協会/日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、日本商品先物取引協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会