テレビ番組の企画から誕生した女性アイドルグループ・豆柴の大群が11月某日、名古屋にやってきた。お腹をグゥゥと鳴らせながら向かったのは名古屋駅からすぐの地下飲食店街「チカマチラウンジ」。彼女ら5人の食レポをお届け!
チカマチラウンジって、こんなところ
左からアイカ・ザ・スパイ、ナオ・オブ・ナオ、ミユキエンジェル、ハナエモンスター、カエデフェニックス
チカマチラウンジは、大通りから一本入ったところにある大人の隠れ家...といった趣の地下飲食街だ。都心にいることを忘れてしまうような異国情緒漂う地下空間に、焼き鳥、天ぷら、イタリアン、スパニッシュなど、10の専門店がずらりと軒を連ねる。各店、フードメニューはもとより、お酒の品ぞろえを充実させているのも特徴だ。
場所は名古屋駅を起点にすると名古屋で一番のっぽなビル、ミッドランドスクエアのすぐ向こう側。地下通路で直結しているので、雨天や炎天でも快適にアクセスできる。そんなチカマチラウンジを訪れた豆柴の大群。彼女ら5人は、どんなメニューに舌鼓を打ち、どう感想を伝えるのか。
一串入魂! 定番から希少部位まで焼き鳥のワンダーランド
ナオ・オブ・ナオ(以下ナオ):最初のお店は鳥重さんです。古き良き時代って感じの店構えといい、焼き鳥の香ばしいにおいといい、なんだかワクワクしちゃいますね。
鳥重の稲垣店長(以下稲垣):当店は母体が卸も加工も手がける鶏の総合商社なんですよ。創業は昭和30年。手前みそながら地元では「鶏といえば鳥重」で通るぐらい。品ぞろえはもちろん、質にも自信あります。
カエデフェニックス(以下カエデ):焼き鳥って、部位だけでもいっぱいあるんですね。何から注文していいのか迷っちゃいます。
稲垣:そんなときは「おまかせ5種盛り」(1000円)がおすすめ。今日は、赤ひも、上モモ、ふくらはぎ、つくね、ハツを用意しました。
カエデ:赤ひも?
稲垣:心臓と肝臓をつないでいる大動脈です。一羽から取れる量がとても少ないので、市場にはあまり出回らないんですよ。
カエデ:あー、なるほどー、「幻」っていうやつですね!
稲垣:あ、いや、幻っていうほどでは......たしかに希少部位ですけど、いつでもご提供できるので。まずは召し上がってください。
カエデ:(もぐもぐ......)あ、コリコリしてる。でも硬くなくて、脂身のジューシーさもあって、あー、このままずっと噛んでいたい。
ナオ:私は上ももを。(もぐもぐ......)これ、もう大衆の味じゃないですね。上品というか、味わい深いというか。
稲垣:三河赤鳥ですからね。そもそも焼き鳥って、素材が同じであっても、串の刺し方だけで、おいしさが変わってきます。私たちは常に最高の焼き鳥をという気持ちでやっているんですよ。
ナオ:焼き鳥って奥が深いんですね。
とろとろチーズたっぷり!神レベルの窯焼きスペアリブ
ミユキエンジェル(以下ミユキ):カジュアルイタリアンのイルバンボッチョさんにやってきましたよ。一番人気のメニューはどれですか?
イルバンボッチョの谷岡店長(以下谷岡):本格窯焼きピッツァです。
ナオ:え、窯焼き!? ここって地下ですよね。地下に窯があるんですか。
谷岡:そうです。たしかに地下の店に本格的な窯があるのは珍しいみたいですね。
ナオ:じゃ、今日もその窯焼きの!
谷岡:はい、今回は新メニューの本格窯焼きスペアリブ(※)を用意しました。じっくり煮込んだスペアリブを400度の窯で焼き上げ、召し上がる直前に、玉ねぎソースをかけて、さらに濃厚なチーズソースをかけます。
ナオ:チーズの量、スッゴ! ジュウジュウと音も立ててるし。食べる前から、これ絶対おいしいやつっていうのがひしひしと伝わってくるよ。
※スペアリブのほか、厚切りポテト、ミネストローネ、バケットがすべて90分食べ放題で男性2500円、女性2000円など。
ソースもタルタルも自家製、これが名古屋を代表するジャンボエビフリャ~
アイカ・ザ・スパイ(以下アイカ):名古屋名物のエビフリャ~を食べたい、と思ったら、ここ。まるは食堂さんです。家庭的な雰囲気のなかで、新鮮な魚介類を気軽に味わえるお店です。
ハナエモンスター(以下ハナエ):なんで知ってんの?
アイカ:私、愛知出身だから。まるは食堂って地元では有名よ。まー、私は初めて来たけどね。
まるは食堂の松下店長(以下松下):当店自慢のエビフライ(1本660円)をお持ちしました。
アイカ:やっぱデッカ! 間近で見たら、ちょっと感動するね。ソースもタルタルも自家製だし、さすが名店だね。
ハナエ:おー、少しかじっただけで、さっそくエビさん登場!
アイカ:エビの食感を表現するときって、プリップリってよくいうじゃない。でも、ここまで大きいと正直、プリップリどころじゃないような。
ハナエ:確かに。ホクホクってな感じ? プリップリの上をいく表現って何? 食レポってむずいね。
高級ごま油で揚げた鳥天ぷらとトロ~リ半熟卵の絶品丼
ミユキ:ここは天ぷら酒場のナカショウさんです。
カエデ:カウンター越しに揚げているところを間近で見ることができるんだ。パチパチと揚がる音を聞いているだけで、なんだか気分がほっこりする。
ミユキ:さっき私がスマホで調べたところ、創業90年の食材卸が運営しているんだって。そうですよね、ナカショウのスタッフさん!
ナカショウの深谷さん(以下深谷):そうです。ここからすぐの柳橋中央市場ってところでも魚商を営んでいるので、仕入れは毎朝そこから。天ぷらのタネは新鮮な魚介類がメインです。ただ今日、召し上がっていただきたいのは、こちら。ランチメニュー限定の「親子鳥天ぷら丼」(1000円)です。
ミユキ:鳥天の上に半熟たまごの天ぷらがのってる!
カエデ:黄身に箸を入れたらとろりとあふれてきたよ。
ミユキ:(もぐもぐ......)揚げたてのサクサク感とトロっとした食感がたまりませんね。
カエデ:こんなにボリュームがあるのに、実際に食べてみると不思議とヘビーじゃない。むしろ箸が進んじゃう。
深谷:太白(たいはく)ごま油で揚げていますからね。口当たりが軽く、素材本来の味を引き立ててくれるんですよ。高級店でよく使われています。
カエデ:タネは新鮮、油は高級、料金はお手頃って、なんかすごい気がする。
深谷:チカマチラウンンジのお店は、そうやってみんな切磋琢磨してるんですよ。
気になる「あれ」の正体、ワインと一緒にスペイン気分を味わおう!
アイカ:スペインバルのビンタエさんに来たのはいいけど、いきなり気になるのが、天井に吊られている、あれ。鬼のこん棒みたいなやつ。
ハナエ:店長さん、あれ、なんですか?
ビンタエの小島店長(以下小島):生ハムの原木です。全部で30本ほどあります。原木からスライスするのは、いつも私がしていますが、今回特別に豆柴さん自身で体験してみます?
ハナエ:じゃ、さっそく、私がこん棒入刀といきましょう!(念入りに消毒後、小島店長から手ほどきを受けながら)おー、できたよ、できた。だいぶ厚みあるけど、これはこれで食べ応えありそうで、よさげ。
小島:スライスを手にとったら、そのままお口にどうぞ。指先の体温で脂が溶けはじめているので、口のなかで風味がより広がるんですよ。
ハナエ:わ、おいしいー。やっぱ自分で切り取った生ハムは、ひと味違うね。
小島:ぜひワインも。
アイカ:生ハムにワインって、なんだかセレブっぽい気分になってきた。せっかくだからテイスティングしちゃおう。やったことないけど。
(鼻をワイングラスに近づけて)クンクン、クンクン......おー、この香りとお店の雰囲気で、スペインにいる気がしてきた。スペイン、行ったことないけど。
ハナエ:それにしてもワインの品ぞろえ、半端ないですね。
小島:料理に合うお酒を豊富にそろえているのもチカマチラウンンジの特徴ですから。
ハナエ:チカマチラウンジのお店って、それぞれ個性があるから、全部行きたくなりますね。ランチ、ディナー、女子会、接待、なんかの集会、なんでも使えそう。はしご酒するのも便利そうだし。
アイカ:名古屋駅の周辺で「何、食べよう」「どこで一杯しようか」と迷ったら、まずはチカマチラウンンジへGO! って感じですね。
期間限定でミュースターポイントを通常10倍、さらに抽選で500ポイントを100名様に!
お得なキャンペーンも見逃せない。2021年12月15日から2022年1月31日まで開催の「manacaキャンペーン」は、チカマチラウンジ内の対象店舗でミュースター会員登録済みmanacaを利用した方に、ミュースターポイントを通常の10倍を付与。さらに2店舗以上のご利用で500ポイントを抽選で100名に付与するなど特典盛り沢山だ。
チカマチラウンンジは今回、豆柴の大群が訪れた5店舗のほか、和食の「竜むら」、洋食バルの「ビア・バル・マメゾン」、小料理酒場の「板バ酒バ魚」、ラム肉料理の「羊肉酒場0,19 (ラムミートバル ゼロコンマイチキュー)、そば居酒屋の「そぼちょこ」といったようにバリエーションに富み、多様なニーズに対応する。
個性豊かな10店舗。その日の気分や目的に合わせて、各店自慢の料理とお酒を楽しんでみてはいかが。