これ、実は昔から業界の常識だったんですよね。ボクも25年ぐらい前に初めてラジオの番組を手伝ったとき、10代女子リスナーから送られてきたっぽい人生相談のハガキを考える仕事をしたし、これが放送作家見習いの最初の仕事だと言ってもいいぐらい。手紙やメールがあまり送られてこない番組では、放送作家やスタッフが番組のクオリティを上げるためにはそれぐらいするものだったんですけど、誰が傷つくわけでも不利益を被るわけでもないことでも謝罪が求められる時代になったってことなんでしょうね。 ちなみに雑誌の人生相談企画もあまり使えるネタが届かないからスタッフが考えるのはやっぱり業界の常識で、ボクが構成している『リリー・フランキーの人生相談』は、そういうヤラセを排除して、相談者と直接話す企画にしたから15年以上続くことになったんだろうなと思いました。ただし、会話が成立しないレベルの危なっかしい人と会う羽目にもなるけど!
コメンテータープロフィール
70年、東京生まれ。編集プロダクションを経て『紙のプロレス』編集部に参加。そこでのインタビュー記事などが評判となり、多方面で執筆を開始。格闘家、プロレスラー、アイドル、芸能人、政治家と、その取材対象は多岐にわたり、さまざまな媒体で連載を抱え、テレビ・ラジオ・ネット・イベントなど活躍の場を広げている。
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