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鈴木一人

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東京大学教授/地経学研究所長

報告

今回、モディ首相としてはG20の議長国として、グローバルサウスのリーダーとしてG7に乗り込んで、中ロとG7の橋渡しをすることを想定していたのだと思うが、その思惑を吹き飛ばすのがゼレンスキー大統領の参加。ロシアとの関係を断ち切れないモディ首相としては、主役の座を奪われ、ゼレンスキーの話を苦々しい思いで聞くしかない状態に追い込まれることになる。そこで議論のリーダーシップを取り戻せるか。モディ首相の国際的なリーダーとしての手腕が問われる。

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同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 白鳥浩

    法政大学大学院教授/現代政治分析

    このG7サミットで、もちろんメンバー諸国は重要な役割を果たすのだが、それだけではなく招待された国家も…続きを読む

コメンテータープロフィール

鈴木一人

東京大学教授/地経学研究所長

専門は国際政治経済学。研究対象は宇宙政策、核不拡散、原子力安全、国際保健ガバナンス、経済安全保障、経済制裁、半導体政策、欧州統合、中東問題(特にイラン)など。宇宙政策委員、国際宇宙アカデミー正会員、日本安全保障貿易学会会長などを兼任。

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