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白鳥浩

白鳥浩

認証済み

法政大学大学院教授/現代政治分析

報告

解説今回のイギリスの総選挙で、その争点として最も有権者に影響を与えたものは、物価高対策と経済の安定、そしてNHS(国民医療サービス)の待機時間短縮という、国民の「暮らし」にかかわる「ミクロ」なものであった。 それに対して、これからスターマー氏は、ウクライナ戦争にどのように対処するかという「マクロ」な、国際社会の荒波にいきなりさらされることとなる。 14年ぶりに労働党の首相が、国際舞台でどのようにイギリス、および世界をリードしていくのか。注目が集まる。

コメンテータープロフィール

白鳥浩

法政大学大学院教授/現代政治分析

日本政治法律学会理事長。博士(政治学)。日本の政治、選挙、政策変容を中心に、それとの比較で海外の政治変容にも関心を持つ。東京、地方での講義、講演、出演依頼は可能な限り喜んで引き受けている。というのも多様な地域の大学での研究、講義経験や、政治家、ジャーナリスト、研究者、市民からの示唆は、自分の糧であり、その交流は喜びである。国内では静岡大学助教授、長崎県立大学専任講師、海外では英国オックスフォード大学ニッサン日本研究所、オックスフォード大学ペンブローク・カレッジ客員フェロー、ドイツ連邦共和国マンハイム大学客員教授、ノルウェー王国オスロ大学客員研究員等、学会では日本政治学会理事なども歴任した。

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