球団が公開したホークアイのデータによると高橋奎二は1.51mという低いリリースポイントから縦変化46.2cmとシュートしながら浮き上がるようなストレートとチェンジアップ、110キロ台のスローカーブを武器に先発投手らしく尻上がりに調子を上げて、序盤は牽制も巧みに使って凌ぎ133球の熱投でプロ初完封を日本シリーズの大舞台で達成した。８割の力感で10割の力が伝わるような投球で抑えマクガフの不安も払拭する完封だった。 対するオリックス先発宮城も途中まで完全試合ペースで素晴らしい投球だったが、終盤疲れが見えた所をベテラン青木が詰まりながらも外野の前に落とす決勝打を放った。１、２戦とも両チームの若い先発投手のレベルが高く見応えがあった。
コメンテータープロフィール
野球経験は中学の部活動(しかも途中で退部)までだが、様々なデータ分析と膨大な量の試合を観る中で磨き上げた感性を基に、選手のプレーや監督の采配に関してTwitterでコメントし続けたところ、フォロワー３.5万人を超える人気アカウントに。ダルビッシュ有投手を筆頭に約40名ものプロ野球選手が加入するオンラインサロンを運営し、アドバイスを送る。
