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小田慶子

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「鎌倉殿の13人」の三谷幸喜さんが「吾妻鏡」をベースにしていることは明言されていましたし、徳川家康が源頼朝を尊敬し、吾妻鏡を熟読していたことも知られていますが(一説によると、家康が吾妻鏡に記された頼朝の最期に納得できず、現在に伝わっていない巻を闇に葬ったとか)、まさか最終回で、次の大河ドラマで家康を演じる松本潤さんが出てくるとは。お茶をこぼし「どうしよう?」と言ったのは「どうする家康」というタイトルへのリンクでしょう。 心憎い趣向で、来年への期待感が高まりました。 三谷さんと「どうする家康」の脚本を書く古沢良太さんがクロスしたということも面白いですね。 「鎌倉殿」のラストは衝撃的でしたが、最初に家康が登場したことで、あの後、南北朝や室町時代を経て戦国時代にという時代の流れを感じることもできました。松本さんの演じる家康はドジっぽさと共に、根底に明るさを持っているようにも見え楽しみです

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コメンテータープロフィール

出版社に13年勤務後、フリーランスに。雑誌、書籍、WEBメディアの編集およびライティングを担当。広告媒体も手掛ける。芸能人著名人インタビューはのべ300人以上。映画やドラマのキャスト、脚本家、監督、小説家などに取材し、作品オフィシャルの仕事も。インタビュアーとしては映像でも仕事している。ザテレビジョン・ドラマアカデミー賞の総評や受賞者インタビューを担当。TVのドラマについてのコラムを執筆し、共著に「脚本家・野木亜紀子の時代」(blueprint)がある。

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