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西上いつき

西上いつき

認証済み

鉄道アナリスト/元運転士・指令員

報告

小倉駅の新幹線ホームはホームドアではなく鉄柵が設置されている形です。また直線ではなくややカーブの駅構造あるいは夜の時間帯での見通しの悪さという悪条件も重なっているかと思います。 さらに、新幹線の先頭部(いわゆる鼻部分)はとても長いので、もし死角によりその男性が運転席から見えない箇所に入りこんでいたとすれば、運転士から認識できなかった可能性も大いにあります。 どれだけ急いでいても線路内にむやみに立ち入っていけないのは当然ですが、もしホームから降りている人を見つけたら、ホームにある非常停止ボタンを押して列車の緊急停止措置をとるのが最善です。今回ボタンが取り扱われたかどうかは不明ですが、緊急時には一般の乗客も押下できます。

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コメンテータープロフィール

西上いつき

鉄道アナリスト/元運転士・指令員

大阪府出身。関西大学商学部卒業後、名古屋鉄道株式会社に入社。運転士・指令所などを経験したのち退社。その後、外資系企業を経てIY Railroad Consultingを設立。著書に『鉄道運転進化論』(交通新聞社新書)『電車を運転する技術』(SBクリエイティブ)。東京交通短期大学非常勤講師。二次交通「RYDE」エバンジェリスト。鉄道系YouTuberとして「鉄道ゼミ」を運営。地域おこし協力隊(銚子電鉄)。まちづくり戦略研究学会監事。

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