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中村太地

中村太地

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日本将棋連盟 棋士

報告

本シリーズの中で一番の大熱戦でした。終盤秒読みの中、形勢は二転三転していたようです。感想戦でも具体的な結論は出ず、難解な将棋だったことがうかがえます。 私も現地で観戦しましたが、大盤解説会は沢山の将棋ファンの方々がお越しになり熱気で溢れていました。 藤井叡王の圧巻の強さ、冷静な立ち振る舞いはまさに王者という感じで印象的でしたが、挑戦者の出口六段が終局後に大盤解説会場で見せた悔し涙にも心を打たれました。藤井叡王の次のタイトル戦も目が離せませんし、今後の出口六段の活躍にも期待が高まります。

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同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 杉本昌隆

    公益社団法人日本将棋連盟 棋士八段

    3局は両者の読み合いが印象的な将棋でした。 難解な中、終盤戦、AIの評価では形勢は揺れ動いていました…続きを読む

コメンテータープロフィール

1988年生まれ。東京都府中市出身。2006年、高校在学中に四段昇段、プロ棋士となる。故米長邦雄永世棋聖門下。2011年度には勝率0.8511(歴代2位)を記録。2017年の第65期王座戦では羽生善治王座(当時)に挑戦し、3勝1敗で初タイトルを獲得した。早稲田大学政治経済学部卒。現在は東京都立大学で非常勤講師を務める。2014年には「NEWS WEB」(NHK総合)でナビゲーターを、2015年から2019年までは「将棋フォーカス」(NHK Eテレ)で司会を務める。2020年にはYouTubeチャンネル「棋士中村太地将棋はじめch」を開設。将棋普及につとめている。

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  • 中村太地

    日本将棋連盟 棋士

    見解大注目の王座戦が決着し八冠制覇、偉業達成となりました。 序盤の研究勝負からの新手、濃密な中盤戦、そ…続きを読む

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    本日、公式動画中継にて解説して参りました。 挑戦者の羽生九段が選んだ戦法である雁木には意表をつかれま…続きを読む

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