補足前線上に低気圧が発生し、朝鮮半島南岸付近を東に進む見込みです。このため、九州に向かう西〜南西からの非常に湿った空気が強い風に乗り流れ込み、大気の状態が非常に不安定となります。高気圧縁辺の風も合流するため、九州で度々起こる線状降水帯が発生しやすい条件です。さらに、夜間に雨雲が特に発達、停滞するため、安全な場所でお休みになってください。
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コメンテータープロフィール
兵庫県出身。幼少期、雷嫌いで天気予報を見始めたことをきっかけに、気象キャスターを目指す。岡山大学在学中に気象予報士の資格を取得し、2017年から鹿児島放送の気象キャスターとなり、2020年からは静岡第一テレビで「まるごと」「news every.しずおか」「Dstyle」を担当。「まるごと」ではお天気番組・お天気コーナー人気ランキング2020で全国2位に。モットーは「気象災害で一人も死なせない」。命を守るため、テレビのみならずTwitter、YouTube、note、stand.fm等、様々な媒体で常に防災情報を伝える「情報発信の鬼」。趣味はアニメ鑑賞、カラオケ、SNS、ドライブ。