Yahoo!ニュース

熊谷宗徳

熊谷宗徳

認証済み

元交通捜査官/交通事故鑑定人/交通事故調査解析事務所 代表

報告

見解片側3車線道路で、最初にバスに追突した乗用車の前部は大破しており、相当な速度のまま追突したと思われ、乗用車の後部も相当潰れているため、乗用車に追突した軽乗用車も相当な速度で追突したと思われます。 バス停前で停止したバスに追突したことが発端の多重衝突となりますが、バスを追い越そうとした際に、バスの動静を注視しないまま右後方の交通に気を取られて追突した可能性も考えられます。 バスの後方を進行していて、停止したバスを追い越すのであれば、まずは減速してバスの動静や周囲の状況を確認してから追い越すことが大切であり、その後続車もバスや前車の動静に十分注意して、車間距離を保つことが大切だと思います。

こちらの記事は掲載が終了しています

参考になった427

コメンテータープロフィール

熊谷宗徳

元交通捜査官/交通事故鑑定人/交通事故調査解析事務所 代表

警察官として24年間の大半を交通事故捜査に従事し、2,000件以上の交通事故捜査を担当、警察署では主に交通事故捜査係主任、本部交通部高速道路交通警察隊ではパトカー兼交通事故捜査係主任として多くの交通事故・事件捜査に従事してきました。退官後は、交通事故調査解析事務所を立ち上げ、裁判所や弁護士などから交通事故調査・鑑定の依頼を受け、交通事故鑑定人として活動しています。

関連リンク(外部サイト)

熊谷宗徳の最近のコメント