補足家計調査を例にとると世帯内の収入と支出は同額となり、支出は「消費支出(世帯を維持していくために必要な支出)」+「非消費支出(税金・社会保険料など)」+「黒字分(投資や貯金など)」となります。エンゲル係数は、このうち消費支出で食料費を割ったものです。 元の食費額が不明で追加の「2万円」「5000円」がどの程度か分からず、判断は困難です。家計調査の直近9月分(用途分類)で5人世帯の食費を見ると月間10万6037円とあり、そこに外食を加えると12万1769円。2割ほどの追加費と試算できます。直近の消費者物価指数のうち食料全体の前年同月比は+3.4%、穀類+10.4%、生鮮食品+5.5%。手作り云々はともかく、少々高いと思われても仕方がないかもしれません。 「レシート」ではなく家計簿を見せるのをお勧めします。夫もその内容で理解してくれるかもしれませんし、お互いで対策を考えられるでしょう。
コメンテータープロフィール
ニュースサイト「ガベージニュース」管理人。3級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)。経済・社会情勢分野を中心に、官公庁発表情報をはじめ多彩な情報を多視点から俯瞰、グラフ化、さらには複数要件を組み合わせ・照らし合わせ、社会の鼓動を聴ける解説を行っています。過去の経歴を元に、軍事や歴史、携帯電話を中心としたデジタル系にも領域を広げることもあります。
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