補足記事で指摘されているように、例年よりも著しくズレるというのは気象現象が極端になりやすいので注意が必要です。2021年も関東甲信や東海で梅雨入りが平年より1週間遅れましたが、梅雨入り前の1週間は極端に暑く、この年初めて35℃以上の猛暑日になった所があったほか、全国の約3割の地点で30℃以上の真夏日を観測しています。総務省消防庁によると、関東甲信が梅雨入りした6月14日までの1週間に熱中症で救急搬送されたのは全国で1885人。その前の週の約3倍に膨れ上がりました。今週は2021年と同様に、多くの地域で梅雨入り前に真夏のような暑さがやってきます。熱中症にくれぐれもご注意ください。
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コメンテータープロフィール
茨城県出身。筑波大学大学院修了。幼少期より星空を眺めるのが好きで、天気への興味が膨らむ。２００９年に気象予報士の資格を取得。同年、気象の現場に入り、予報士としての技術を磨く。２０１３年よりテレビ朝日で気象デスクを担当。気象解説も随時行っている。過去のデータを用いた気象分析が得意。趣味は季節の写真撮影とご当地ビール飲み比べ。
藤枝知行の最近のコメント
16都県に熱中症警戒アラート 西・東日本で猛暑日続出
テレビ朝日系（ANN）
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