解説この試合は横浜スタジアムの記者席で取材しましたが、予想だにしない大活躍でした。まさか、二軍戦6試合で打率1割7分6厘だった筒香が、一軍復帰初戦でこれほどの打棒を発揮するとは思わなかった。 第4打席で右中間へ本塁打した球種はストレートでスピードは恐らく150㎞/h前後(スピードガン表示が出なかった)。その前に逆方向の左中間フェンスを直撃したのは151㎞/hのストレートを打ったもの。ファームでの調整期間中は「速い真っ直ぐが打てない」と衰えを指摘する報道もあったけど、そんな批判を吹き飛ばす上々の日本再デビューだった。 ただし、筒香本人も試合後に語っていたように、打ったとは言ってもまだこの1試合だけ。次の試合以降は各チームのエース格との対決が控えている。帰ってきた〝ハマの大砲〟が真価を問われるのはこれからでしょう。
コメンテータープロフィール
1963年、広島県出身。法政大卒。デビュー作は2002年の『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)。『最後のクジラ 大洋ホエールズ・田代富雄の野球人生』『プロ野球二軍監督』(同)などの電子書籍版も発売中。『失われた甲子園 記憶をなくしたエースと1989年の球児たち』(同)が第15回新潮ドキュメント賞ノミネート。他に『すごい!広島カープ』『2番打者論』(PHP研究所)など。東スポで毎週火曜『赤ペン!!』連載中。青学大・原晋監督著『魔法をかける』、元広島・達川光男著『広島力』、俳優・萩原健一の自叙伝『ショーケン』(すべて講談社)の構成も務めた。東京運動記者クラブ&日本文藝家協会会員。
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