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デブリ取り出し 実現性危ぶまれる

福島民友新聞

デブリ採取、作業再開見通し立たず 調査に数カ月の可能性

福島民友新聞

 東京電力福島第1原発2号機の溶け落ちた核燃料(デブリ)の試験的取り出しが再び中断した問題で、東電は18日もカメラの復旧に向けた確認作業を続行したが、不具合の原因特定には至らなかった。作業再開の見通しは立たず、場合によっては調査などに数カ月単位の長期を要する可能性も出てきた。短期間で2度にわたり作業が中断され、取り出しの実現性が危ぶまれる事態になっている。

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