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気象庁監修による防災情報のインフォグラフィック一覧(制作:Yahoo!ニュース)

コンテンツ一覧

人々の命を脅かす地震や津波、大雨などの災害が毎年のように発生しています。 防災知識をわかりやすく伝え、一人でも多くのユーザーが命を守る知識を身につけられることを目的として、気象庁と連携してグラフィックを制作しました。

地震

地震に関する災害

緊急地震速報が発表されたら

地震の震度 ゆれの状況

長周期地震動とは

日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震

日本海溝・千島海溝の位置/過去の巨大地震

日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震は、房総半島東方沖から三陸海岸の東方沖を経て択捉島の東方沖までの日本海溝と千島海溝の地殻の境界等を震源とする地震。古来より、日本海溝・千島海溝周辺では、M7から8を超える巨大地震や地震の揺れが小さくても大きな津波を発生させる“津波地震”と呼ばれる地震まで、多種多様な地震が発生し、幾度となく大きな被害を及ぼしてきた。

日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震 被害想定

死者数が最も多くなるケースは、避難を始めるまでに時間がかかり、積雪の影響で移動が難しい「冬の深夜」となり、想定される死者数は、日本海溝で約19万9000人、千島海溝で約10万人にのぼる。 また、津波から逃れたものの、低体温症で死亡するリスクが高まる「低体温症要対処者」についても推計し、日本海溝で約4万2000人、千島海溝で約2万2000人の被害が推計されている。

北海道・三陸沖後発地震

北海道・三陸沖後発地震注意情報とは

日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震の想定震源域とその周辺でM7以上の地震が発生した場合には、「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を発信し、大地震の発生可能性が平時よりも相対的に高まっているとして、後発地震への注意を促す。

北海道・三陸沖後発地震注意情報 発表後にとるべき防災対応

南海トラフ

南海トラフ地震 歴史と特徴(14世紀以降)

南海トラフ地震は、約100年~150年間隔で繰り返し発生している。前回の南海トラフ地震(1944年の昭和東南海地震および1946年の昭和南海地震)が発生してから、約80年が経過した現在では、次の南海トラフ地震発生の切迫性が高まってきている。

過去の南海トラフ地震 揺れ方の特徴

南海トラフ地震の過去の事例を見ると、その発生過程に多様性があることがわかる。1707年(宝永地震)では、一度で全域が強く揺れた。一方、1854年(安政東海地震)は、東側で強く揺れた約32時間後に西側でも強い揺れが発生した。また、1944年(昭和東南海地震)に東側で強く揺れた約2年後には、西側でも強い揺れが発生するなど、その時間差にも幅があることが知られている。

南海トラフ地震臨時情報 発表後にとるべき行動

※本情報の発表がないまま、突発的に南海トラフ地震が発生することもある ※南海トラフ地震臨時情報を発表した場合でも、地震は発生しないこともある

日頃からの地震への備え

津波

津波に関する災害

大きな揺れ、津波警報などですぐ避難!

津波警報などを知る手段

「津波フラッグ」は避難の合図

津波フラッグは、長方形を四分割した、赤と白の格子模様のデザイン。 海水浴場等で「津波フラッグ」による視覚的伝達が行われている。 「津波フラッグ」を用いることで、聴覚に障害をお持ちの方や、波音や風で音が聞き取りにくい遊泳中の方などにも津波警報等の発表を知らせることができる。

大雪

大雪に関する災害

顕著な大雪に関する気象情報

気象庁は大雪時に危機感を伝える取り組みとして、大雪に対する事前の説明会の実施や関係機関との連携の強化、大雪に関する気象情報の改善などを行っています。 顕著な降雪によって深刻な交通障害の発生するおそれが切迫していることを伝える新たな情報として、「顕著な大雪に関する気象情報」の運用が2018年度冬期から順次開始されています。

南岸低気圧による関東の降雪予報

西日本と東日本の太平洋側に雪をもたらす雪雲の多くは南の海上を通過する低気圧によってもたらされます。 これらの低気圧は、南側の沿岸部を通る低気圧という意味で「南岸低気圧」といった呼び方をされ、「南岸低気圧による大雪」という表現も用いられています。 南岸低気圧に伴う雨や雪の予報は、予報が難しい場合が多くなります。

大雨

大雨に関する災害

大雨によって引き起こされる災害

雨は地中に浸み込んだり、地表面を流れるなどして川に集まります。 大雨時には、雨は地中に浸み込んで土砂災害を発生させたり、地表面に溜まって浸水害をもたらしたり、川に集まって増水することで洪水災害を引き起こしたりします。

線状降水帯の発生の仕組み

線状降水帯が発生した大雨事例

線状降水帯に関するさまざまな情報

キキクル(危険度分布)

キキクル(危険度分布)

キキクル(危険度分布)の確認の仕方

キキクルとは、大雨による災害発生の危険度の高まりを地図上で確認できる「危険度分布」。災害の危険度を5段階で色分けして地図上にリアルタイム表示するもので、活用することにより災害から自分自身や大切な人の命を守ることができる情報。

洪水キキクル 色に応じた住民等の行動の例

土砂キキクル 色に応じた住民等の行動の例

台風

台風に関する災害

台風情報を見る時の注意点

台風の「大きさ」と「強さ」の違い

台風情報(暴風域に入る確率)

熱中症

熱中症に関する情報

熱中症警戒アラートとは

熱中症の危険性が極めて高くなると予測されたときに、危険な暑さへの注意を呼びかけ、熱中症予防行動をとるよう促すための情報。前日 17 時頃と当日 5 時頃の2回発表される。

熱中症警戒アラートが発表されたら

暑さ指数(WBGT)とは