Yahoo!ニュースとYahoo!基金の取り組み「NPOの知らせる力プロジェクト」2019年度の記事が配信されました
いつもYahoo!ニュースをご利用いただきありがとうございます。
Yahoo!ニュースとYahoo!基金が連携して取り組んでいる「NPOの知らせる力プロジェクト」から、2019年度版の記事が配信されました(記事は、本記事後半のリンクからご覧いただけます)。
このプロジェクトは、NPO法人等の非営利団体で活躍する方々が取り組んでいる「社会の課題」を多くの人たちに「届ける」ことを目的として2017年にスタートし、今年で3期目を迎えました。
課題と日々向き合う人々ならではの視点を活かした記事づくりに向けて、取材から公開までをサポート。出来上がった記事をYahoo!ニュース上で順次公開しています。
社会に知られていない課題がまだまだある
社会には、行政支援が及ばない課題、民間では事業性がなく見過ごされている課題など、さまざまな解決できない課題が存在しています。そして、こういった課題の多くは人の目に触れる機会がなく、埋もれてしまっていることも少なくはありません。
Yahoo!基金は、こうした社会の課題を発見し、改善や解決に向けて取り組んでいる人たちの声が、もっと社会に届きやすくなるべきだと考え、社会課題の「知らせ方、伝え方」を育んでいくための支援をYahoo!ニュースとともに行っています。
このプロジェクトの活動をはじめるにあたり、NPOの情報発信力が向上するためには、どのような支援が必要かを検討したところ、課題を簡潔に、客観性をもって伝えることが情報発信力の基礎となると考えました。そこで、初年度は、NPOの方々に基礎講座として文書の書き方を学んでいただくために「書き手講座」を開催いたしました。
講師は、朝日新聞ジャーナリスト学校にお願いし、新聞記者が記事を書くような事実の簡潔なまとめ方や校正・校閲の基礎などを受講者に学んでいただきました。また、多くのNPOの方に受講いただくため、講座の運営は日本NPOセンターの方にご協力いただきました。
NPOがYahoo!ニュースを通じて社会課題を発信
東京で開催された書き手講座の受講風景(2019年9月26日撮影)
1年目の活動を通じて、他にもサポートできることがないかと考え、2018年度からは新たな取り組みとして、選抜講座を設けました。この選抜講座は、朝日新聞ジャーナリスト学校の講師が、テーマの選び方や取材の仕方などについてもサポートして、記事に仕上げていくという実践的なものです。さらに、この講座で完成した記事のうち、Yahoo!ニュースのチェックに通ったものは、Yahoo!ニュースに配信されました。
2018年度はNPOの方が書かれた記事が8本配信されました。2019年度もまた、Yahoo!ニュースに記事を配信すべく選抜講座の受講者の方が記事の執筆に取り組みました。
Yahoo!基金ではこれからも、見過ごされている課題をより多くの人たちに「届ける」ために、Yahoo!ニュースとともに「NPOの知らせる力プロジェクト」を行っていきます。
2019年度の配信記事一覧
- 足利で毎号1万部を発行 ママが作るママのための子育て情報誌「おともり」
- 子ども2人を亡くし4回目の妊娠、「初めて毎月、妊産婦健診が受けられる」東ティモールの無医村、日本のNGO支援で住民の命を守るヘルスポストが始動
- 静岡県裾野市の運転ボランティアに起きた「Kちゃんロス」
- 60超えだからこその働き方を切り開く 全世代の女性に希望をつなげるロクマルたち
- ひきこもりの事実に捕らわれず、そこに至ったストーリーを聞いて 経験者が語る唯一無二の言葉から得られる“社会復帰へのヒント”
- 気づいて!病気や障害の子の隣 寂しさ我慢している「きょうだい児」
「NPOの知らせる力プロジェクト」とは
「NPOの知らせる力プロジェクト」は、Yahoo!ネット募金やヤフオク!のreU funding(※2019年9月末でサービスは終了)を通じた寄付とYahoo! JAPANからのマッチング寄付で成り立っています。
ご寄付いただいた皆様に改めてお礼申し上げます。
Yahoo!基金とは
Yahoo!基金は、Yahoo! JAPAN 10周年の節目の2006年6月8日に、自らの提供するサービスをこえてより一層持続可能な社会の実現に貢献していくために設立された、Yahoo! JAPANから独立した財源を持つ任意団体です。
- 「災害被災者および災害被災地への支援」
- インターネット社会の健全かつ安全な発展に貢献するための、「インターネットやIT技術の利活用を通じた市民活動の支援」
この2つのテーマで活動を展開しています。
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