Information2024.02.29

Yahoo!ニュース、「災害時の情報との向き合い方」特集を公開

Yahoo!ニュースは2024年1月、「災害時の情報との向き合い方」と題して、地震などの大きな災害が起きた際に注意したい情報の扱い方に関する特集ページを公開しました。この特集では災害時に流れやすい偽情報・誤情報のパターンをわかりやすく提示し、不用意に拡散しないなどの対応方法もあわせて掲載しています。

災害時の情報との向き合い方
https://news.yahoo.co.jp/pages/20240131

誤情報に惑わされないために

大きな災害が発生すると正しい情報の取得が難しくなり、主にインターネットやSNSを通じて真偽不明の情報が投稿・拡散されます。拡散されてしまうと、被災地やその周辺にさらなる混乱を招く危険性があります。そのような事態に備えて、ユーザーが災害時の情報リテラシーを身につけ、実行する際の参考になるような特集を目指しました。

掲載コンテンツ

本特集では以下のようなコンテンツを掲載しています。

・情報チェックリスト
真偽のわからない情報に対し、最低限確認するべき項目をまとめています。

・災害の局面によって変化する「流れやすいデマ」
発災の初期と復興期で変わる「流れやすいデマ」の内容を図解にし、ユーザーに伝えることで、安易な拡散やだまされて被害にあうなどの事態を防ぐ目的です。

・発災初期の注意点 
人々の不安をあおるような、ねつ造された被害映像や根拠のない犯罪情報に対する注意喚起です。また、能登半島地震でも発災直後から主にSNSで救助要請の投稿が多数なされましたが、その真偽をどのように見極めればよいかなどについても解説しています。

・避難~復旧期の注意点
物資や避難所、復旧作業に関する偽情報のほか、偽の義援金サイト、家屋の修理などに関連した巧妙な詐欺も発生します。これらにだまされないような対策もあわせて解説しました。

・過去の災害でデマが流れ、混乱を招いた事例
2016年の熊本地震、2022年の静岡県の台風による水害、2024年元日に発生した能登半島地震の例を挙げました。

誰でも被災者になる可能性がある

本特集では、このページをいちどでも目にすれば、真偽不明の情報をうのみにするのではなく「いったん、身構える姿勢」をとれることを理想とし、ユーザー自身が被災者でもそうでなくても、ぜひ知っておきたい内容をまとめました。

災害は起こらないのが最も望ましいものではありますが、能登半島地震の際、この国では誰しもが明日にでも被災者になる可能性があることを、多くのユーザーが改めて感じたことでしょう。

災害への備えや防災備蓄、守るべき人・物について考える機会も増えています。本特集についてユーザーが周囲の方々と共有し、話題にしてくれることを願います。

Yahoo!ニュースは今後も、ユーザーにとって価値ある情報をわかりやすく届けていけるよう、努めていきます。

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