Information2020.12.22

「Yahoo! JAPAN クリエイターズプログラム感謝祭2020」を開催しました

「発見と言論が社会の課題を解決する」世界観を目指し有識者や専門家が発信する「Yahoo!ニュース 個人」が誕生してから8年が経ちました。2018年には「明日の行動につながる共感」をコンセプトに「ショート動画」や「ドキュメンタリー」といった映像分野のクリエイターも加わり、「Yahoo! JAPAN クリエイターズプログラム」という名称に。ヤフーはYahoo!ニュース 個人の書き手(オーサー)とクリエイターズプログラムの動画の作り手(クリエイター)への活動に対する支援を強化してきました。

2014年からは形を変えながら、オーサーとクリエイターら関係者が一堂に会する場を毎年設け、一年の振り返りやアワード受賞者の表彰を行ってきました。今年は新型コロナウイルスの感染防止の観点から、オンラインでの開催とはなりましたが、12月18日に開催された「Yahoo! JAPAN クリエイターズプログラム感謝祭2020」の様子を、部門別にお伝えします。

「Yahoo!ニュース 個人」部門

今年の振り返りと新施策の発表

新型コロナウイルス感染症が我々の生活に大きな変化をもたらした2020年、Yahoo!ニュース 個人では、医療系オーサーの皆様を中心に感染症に関する情報を多数発信しました。政治経済・文化への影響や海外の事例など各分野においてもユーザーの理解を助けるような細かい情報を届けることができました。

毎月の記事本数は平均1500本に到達し、年間のページビュー(PV)も約22億を達成しました。新型コロナウイルス感染症に関するヤフー内の特集サイトで取り上げられたニュース個人の記事は2000本以上にのぼります。

今後は、オーサーによる価値ある発信をさらに幅広く届けていくために、記事入稿ツールのリニューアルのほか、記事投稿に対する新インセンティブの追加や、編成部門との企画連携強化といった施策を導入していきます。

オーサーアワード、オーサーコメントアワード受賞者を表彰

「発見と言論が社会の課題を解決する」、情報発信が「文化の発展」にも寄与するというYahoo!ニュース 個人の世界観を、年間を通じ最も体現したオーサーを選出する「オーサーアワード」。今年は、新型コロナウイルス感染症に関して、年間を通して臨床の最前線を記録するとともに、エビデンスに基づく信頼性の高い情報をタイムリーに伝えた感染症専門医の忽那賢志さんを選出しました。

また、経済状況が悪化するなか、失業者や非正規雇用者の労働問題についてYahoo!ニュースの記事にコメント投稿し、読者に背景解説や課題を提示したNPO法人POSSE代表・今野晴貴さんをオーサーコメントアワードに選出しました。

ドキュメンタリー部門

クリエイターが作成した約10分間のドキュメンタリー映像を発信するクリエイターズプログラム・ドキュメンタリー部門。「人々の心を動かして、社会課題を解決する」とコンセプトを掲げています。

今年の振り返りと新施策の発表

サービス開始より今年で3年目を迎えるドキュメンタリー部門では、ドキュメンタリー映像でSDGs(持続可能な開発目標)の課題を伝えるプロジェクト「DOCS for SDGs」を大和証券グループサポートのもと立ち上げ、クリエイターの作品を発信したり、中高生向けに作品を活用した教育プログラムを提供しました。海外の映画祭にも作品を出品し、多数ノミネート・受賞されるなどクリエイターの認知と活躍の幅を広げています。

今後は、これまでの施策を継続するとともに、取材インタビューのテープを書き起こしするサポートや、クリエイターへ長編映画化の機会を提供するスキームの構築を実施し、クリエイターのコンテンツ制作に対する支援をより充実させていきます。

優秀賞受賞者を表彰

年間を通じて優れた発信を継続したクリエイターに贈られる年間アワード「DOCUMENTARY Filmmaker of the Year Award」。今年は「TEMPLE WOMEN」や「イチローと担当記者の秘話〜19年前の課題図書『イチロー努力の天才バッター』に隠された物語〜」などの作品を公開したドキュメンタリーフィルムメーカーの山崎エマさんを選出しました。

ショート動画部門

「おもしろ/ネタ」「トレンド/カルチャー」「モノ/ガジェット」「How to」「専門マスター」の5つのジャンルで構成されるショート動画部門。それぞれクリエイターが持つ専門性を30秒~3分の短尺動画に凝縮し、明日の行動につながる、価値ある情報コンテンツを発信しています。

今年の振り返りと新施策の発表

今年は緊急事態宣言の発令などで外出の制限を余儀なくされましたが、ユーザーの「おうち時間」が楽しくなるようなアイデア動画を多数届けることができました。また、Yahoo!ショッピングなどヤフーの各サービスとも連携し露出を行うなど、クリエイターの活躍の場を広げました。

サービス開始から投稿動画総数は24000本を超え、ヤフートップでの総再生回数は100億回以上を達成と順調に成長しています。

今後は、テキストと動画で生活情報や趣味系の情報をお届けする「クリエイターズアーティクル(記事)」をスタートし、Yahoo!ニュースに配信される記事に並んで、クリエイターの記事が掲出される予定です。これまで以上にクリエイターの発信活動をより強力にサポートしていきます。

2019年下半期アワード、受賞者を表彰

ショート動画部門では、5つのジャンルからそれぞれ最優秀作品賞を選出しました。

「おもしろ/ネタ」ジャンルでは秦俊子さん、「トレンド/カルチャー」ジャンルではSOUNDBOARDINGさん、「モノ/ガジェット」ジャンルではギュイーントクガワさん、「How to」ジャンルではにぎりっ娘。さん、「専門マスター」ジャンルではおりえさんが受賞されました。

今年はオンラインでの開催のため、例年開催していたオーサーやクリエイターの皆様が一堂に会する懇親会の実現は叶いませんでしたが、多くの方にご視聴いただき、今後のサービスの方向性を共有する場を持つことができました。Yahoo! JAPANはこれからも個人の発信活動のさらなる支援強化、領域拡大を推進していきます。

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