八尋伸

“介護殺人”当事者たちの告白

2016/7/1(金) 12:10 配信

いま、日本では2週間に一度、「介護殺人」が起きている。配偶者を手にかけてしまう「老老介護」のケースに加え、介護を担っていた娘や息子が親を殺害する事件もある。こうした「介護殺人」は、しばしばニュースで報じられる一方で、正確な統計はなく、全体を把握することは難しかった。NHKは2010年以降の6年間の事件を調査。半年間で11人の当事者に直接話を聞いた。なぜ一線を越えてしまったのか。悲劇を防ぐことはできないのか。当事者の告白から見えてくるものとは。(取材・文=NHKスペシャル “介護殺人”取材班/編集=Yahoo!ニュース編集部)

「何で首を絞めたのかはわからん」

「我に返った時にはタオル持って、(この人)動けへんなって。警察や検事さんからも、何度も聞かれたけど、何で首を絞めたのかはわからん。でも、こんな生活耐えられへん思って、やったと思う。あんな地獄は絶対、嫌。ほんまに経験者でないと、わからへんもん」

続きを読む

※ログインするとお読みいただけます

Facebookコメント

表示

※本コメント機能はFacebook Ireland Limited によって提供されており、この機能によって生じた損害に対してヤフー株式会社は一切の責任を負いません。