昭和55年創業「めん房 やまもと」は地元に愛されるうどん・そば専門店です。四条烏丸界隈では珍しい「通し営業」をしてくれるお店、ランチタイムを逃した難民に対応してくれます。裏先斗町の路地裏で京都らしい立地は、観光客も喜ぶ穴場スポットです。

メニューは、うどん・そば・丼がとにかく豊富。どれも美味しそうで目移りしてしまいました。一番人気はカレーうどんのようで、すごく気になりましたが・・白い服を着ていたこともあり、今回は断念…。

夏季限定のスペシャルメニュー「ハモ天ぷらそば（冷）1,150円」をチョイスしましました。大きなハモの天ぷらが３つと大根おろし。外側はサクサク、身がプリプリのハモを食べると、身体が生き返ります。

「めん房やまもと」の自慢は出汁。利尻昆布・うるめ節・さば節・めじか節に自家削りのかつおを絶妙に配合し、魚介の豊かな香りが特徴です。薄口醤油を合わせたそばつゆと、ハモ天ぷらの脂が混ざり合って、おいしさ倍増です。

そばのゆで加減もコシがあって、少し硬め。そば好きの関東人も大満足のコシで、夏のカラダに染み入ります。京都の夏はやっぱりハモ。京都らしい町屋でいただくおそばは格別です。

今回は祇園祭の最中に来店し、祇園祭関係者や浴衣姿のお客様など、京都の夏を感じられる店内にワクワクしました。