ごま油は「常温保存?」or「冷蔵保存?」料理人の回答に…『もっと早く知りたかった!』
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
皆さん、「ごま油」は使いますか?
私はごま油が大好きで、よく親子丼の仕上げにひとたらししています。香ばしい香りが一気に広がって、何気ない一品が格上げされる感じがたまりません!
そんな万能なごま油ですが、「保存場所」に困ったことはありませんか?
そこで今回は、調理師免許を持つ私が「ごま油の正しい保存方法」について徹底解説していきたいと思います。
また、今回の内容を私の「Instagram」で発信し、感想のアンケートを取ったところ、72%の方から『もっと早く知りたかった!』との回答を頂きました。
ごま油が好きな方は、ぜひ最後までお付き合いください!
今回の目次
- ごま油は「常温保存?」or「冷蔵保存?」
- 「凍結現象」とは何か?
- 涼しく暗い場所に保存する
- まとめ
ごま油は「常温保存?」or「冷蔵保存?」
ごま油はプロの調理現場でもよく使われる調味料の1つですが、果たしてどこに保存するのが良いのでしょうか?
回答:常温保存です!
もっと詳しく説明すると、ごま油は冷蔵保存をしても品質に大きな影響はありません。しかし、冷蔵庫に入れることで「凍結現象」が生じます。
「凍結現象」とは何か?
「凍結現象」ってなんだ?と疑問に思われた方もいるかもしれません。
凍結現象とは…ごま油を低温の環境に置いたときに起こる現象で、油の一部が固まり、白く濁ったり、粘度が変わったりすることを指します。
先ほどもお伝えしましたが、これは品質には大きな影響を与えません。ただし、冷蔵庫から取り出した直後は油が固まっているため、使うには一度常温に戻す必要があります。
つまり、いざ使おうと思ったときにすぐ使えないという不便さが生じるのです。
涼しく暗い場所に保存する
ただし、ごま油を常温保存する際には注意点があります。
それは、「涼しく暗い場所」に保存すること!
具体的には、直射日光の当たらない冷暗所や、キッチンの棚の奥などが適しています。
よく、ガスコンロの横にごま油を置いている方を見かけますが、これはNGです!コンロ周辺は調理中に温度が急上昇するため、ごま油が高温にさらされると酸化が進み、風味や香りが損なわれてしまいます。
まとめ
- ごま油は 常温保存 が基本。
- 冷蔵保存すると「凍結現象」で固まり、使いづらくなる。
- 保存場所は 涼しく暗い場所 を選ぶ。
- 直射日光 や 高温になる場所(コンロ周辺など) は避ける。