【京都市西京区】2つの源泉湧き出る天然温泉は24時間営業で一流の食事とリラクゼーション コスパ良し
8月の後半になっても酷暑が続く2024年。バテて体調も崩し気味の人も多いのでは。時には身近な温泉で美味しい食事も食べて、ゆったりリラックスしたいものですね。しかもリーズナブルに。そんな夢を叶えてくれる空間が「京都竹の郷温泉 万葉の湯」です。2024年8月25日に訪れてみました。
万葉の湯は洛西住民の拠り所となっている洛西ニュータウン、タウンセンター内にあるホテル京都エミナースに併設されています。もちろん入浴だけの利用もホテルに宿泊しての利用も可能です。まずはフロントで入館受付をして、館内で使えるポスシステム付きのロッカーキーと作務衣や浴衣を受け取ります。
選べる浴衣の絵柄も豊富です。早速、男風呂のロッカールームへ。一般的なスーパー銭湯にありがちな雑然とした感はなく、綺麗な内装と広々として清潔感溢れる雰囲気です。掃除が隅々まで行き届いている事がうかがえます。ロッカーも縦型で十分なスペースがあります。
温泉は、竹の郷に湧く単純温泉ナトリウム炭酸水素塩泉の二種類の源泉を持ち、京都屈指の名湯とも。特に「美肌の湯」は「お湯に入ると数秒でつるつるすべすべを実感できる」ともいわれていて、来館者に大好評なのだそう。浴室内も広々として、ジャグジーから水ぶろなど9種類の浴槽でくつろげます。
実際に時間をかけて、全部の湯に入ってしまいました。なんかワクワクして楽しかったですね。髭剃りや歯磨き、シャンプー類などのアメニティーも充実しています。ほんとに手ぶらで入浴できるのが嬉しい。極めつけは風情ある岩風呂演出の露天風呂。湯につかったり、リクライニングチェアーで居眠りしたり、時間を忘れてほっこりしていました。
入浴の後は、「万葉庵」で「万葉御膳」を頂きました。ホテルエミナースの味処と両方の総料理長を務める吉川泰央さんが、腕によりをかけてつくる御膳は、まさに一流料亭の味です。この日は、近江牛の希少部位「かいのみ」の陶板焼きや旬の「はも落とし」など、この値段でこのグレードは凄いとしか。めちゃ美味かった! 9月から秋の万葉御膳に変わるそう。
そして楽しみしていた岩盤浴。温熱効果のある様々な鉱石を使用し、「お湯のいらないお風呂」で心も体もぽっかぽっかになっていました。女子友同士やカップルでくるといいよなあ! 実際、若い世代の利用が多いことに驚きました。かなり遠くから来られている人たちも多いようです。
西山特産の竹をモチーフにした和の幻想空間、3Fのリラクゼーションスペースには、かぐややたけとりといった客室にアカスリ、そしてエステティック、世界のウェルネスがあります。そして、なんと漫画が6000冊ずらり。なんでも揃っている感じです。130席あるリラックスルームのシートには、テレビや電源、USBなども充実していて、ノートパソコンを持ち込んでゆっくりと執筆させてもらいました。
旅館並みに充実したお土産コーナーもあって、天然温泉の素も購入できますよ! 全体としてこれだけグレードの高い施設でありながら、様々なセット価格も用意されていて、リーズナブルに利用できることに驚きました。しかも24時間営業。みなさん、ぜひ1度利用してみてください!
「京都竹の郷温泉 万葉の湯」(外部リンク)京都市西京区大原野東境谷町2丁目4 075-333-4126