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【富士宮市】南国じゃなくてもパイナップルって生るんだ!!美味しい珈琲とともに珍しいパイナップル鑑賞

渡辺雅来地域情報発信ライター・執筆家(富士宮市・御殿場市)

パイナップルというと熱帯の果物というイメージがありますよね。

日本で生産されている国産のパイナップルは数少なく、国産パイナップルの生産は沖縄県が日本全体の99%を占めていると言われています。

パイナップルの耐寒性は5度と言われ、日本全国で最低気温が5度を下回らない都道府県は沖縄県と鹿児島県のみです。

また糖度の高いパイナップルになるためには、強い日差しも重要です。

そして水はけの良い土を好み、アルカリ性の土で育てると、微量要素欠乏症上により枯れてしまいます。

日本本土で育てるには、地道な作業と管理が必要になってきます。

実の収穫までに2~3年かかることもあり、地道な作業を繰り返し行えてこそ、実る果実なんです。

そんなパイナップルの花と果実をなんと『大岩珈琲』さんで鑑賞ができると聞いてお邪魔してみました。

硬くて細長い葉っぱが放射状に伸び、果実は真ん中の太い茎に実った果実は後1週間ほどで収穫できるそうです。

そしてもう一つは花の状態を観察することができます。

私がお伺いした時には、まだつぼみでしたが、現在は紫がかった花が咲き始めているところです。

淡いピンクから紫を帯びた星のようなの形をした小さな花弁が特徴的です。

青果売場で売られているパイナップルが1つの果実だと思っていましたが、実はたくさんの果実がまとまって大きな果実を形成しているのだそうです。

この姿から、パイナップルの花は『あなたは完全です』、『完全無欠』という花言葉を持っています。

元々四季のない南国で育つ植物なので、花の咲く時期などは不定で、次はいつ咲くのか分からないという、この地域、この時期に見られるのはとっても珍しいパイナップルの花と果実。

大岩珈琲店主の林さんから「多くの方に鑑賞して欲しい」と依頼を受けて、私も貴重なパイナップルの花を見ながら、まるで小さな星の集合体…流星群のような花に、ついつい心の中で願い事をしていました。

花が咲くところから、果実になるまで、その変化を楽しみに訪れるのも良いですね。

大岩珈琲ではコーヒー豆の購入はもちろん、焙煎所で珈琲を淹れてもらうこともできます。

こだわりを持って、手間暇かけて選ばれて作られた焙煎したばかりの新鮮なコーヒー豆を、新鮮なうちに提供してくれるので、貴重なパイナップルとともに大岩珈琲のおいしさにもぜひとも触れてください!

大岩珈琲
住所:富士宮市大岩882‐1
営業日:13:00~19:00
定休日:金曜日・土曜日

地域情報発信ライター・執筆家(富士宮市・御殿場市)

身近の新しい発見や、小さな幸せを探して日々バイクで放浪しながら活動しているライターです。記事を通じてみなさまの発見や幸せに繋がれば嬉しいです。趣味はバイク、ガーデニング、猫(無類の猫好き)です。

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