【京都市右京区】竹林の小径の入口で開催のハンドメイド展は個性派作家揃いで大評判 人気焼き菓子もあるよ
連日の酷暑の中で、嵐山の渡月橋から続くメインストリートの人通りも少し穏やかになったような気がします。それでも多くの外国人観光客の姿がありました。竹林の小径へと向かう野宮神社の参道もしかり。野宮神社は、NHK大河ドラマで吉高由里子さんが演じる紫式部の「源氏物語」~賢木の巻~で、光源氏がお忍びで六条御息所を訪ねた所でもあります。
そんな竹林の小径の入口にあるのが、人気のスペース「ART GALLERY シグナス」です。なにやらひっきりなしに大勢の観光客が出入りしているので、2024年8月8日に覗いてみると、「はんどめいど集合嵐山展」をやっていました。
10年に亘って、ほぼ毎月行われているこの展示会には、京都在住の10人を超える個性的なハンドメイド作家さんのこだわりの逸品が展示即売されていて、今回は8月20日まで開催されています。
まず、中央に展示してある動植物をモチーフにした色鮮やかで手に持つとなんとなく愉快になりそうな温かみのある布製のトートバッグや小物類に目を惹かれました。若い女性たちにも大人気のようです。作家のひとりで、この展示会を切り盛りする小山清美さん(外部リンク)が一点一点手縫いで手間暇かけた作品が並んでいます。
さらに、小鳥や小動物、ふくろうなどをモチーフに可愛いワクワクする妖精の世界のようなワイヤーアート作品が掲示されていました。こちらは梅津に常設店舗もある「和花子-honoko-」さんの作品です。特注も可能だということで、あまりにも素敵なので、友人へのプレゼントにオーダーしてしまいました。
「手織りつづれ」の伝統技法を受け継ぎ、京都府大山崎町の自然に包まれた住宅街の一画で夫婦工房を営む河野淳子さんによって草木染されたストールや衣類などが並びます。これには、インバウンドの人たちも楽しそうに肩合わせなどをしていました。
手織りつづれ工房「河野」(外部リンク)は、2024年9月12日~17日までこのアートギャラリー「シグナス」で葛飾北斎の代表作品である「富嶽三十六景」をつづれ織りで織り上げたタペストリーや草木染作品を展示する「北斎とつづれ織り」を開催します。
他にもHerbit Rabbitさんの桐のミニチュアハンドクラフトを始め実力派の作家さんの作品がずらり。会場には、乙訓地域で大人気のハード系パン屋さん「パン+焼き菓子のお店harru」(外部リンク)の焼き菓子や山梨産の果物ジュースなども販売されていました。
暑い中ですが、熱中症対策を万全にして出かけてみてください!
「ART GALLERY シグナス」「はんどめいど集合嵐山展」(外部リンク)京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町23