【世田谷区】447年続く「せたがやボロ市」1/15~16に開催!約600の露店で掘り出しもの沢山!
こんにちは、Yahoo! JAPAN世田谷区地域クリエイターのくま子です。
今回は、東京・世田谷区で毎年開催されている「世田谷ボロ市」についてご紹介します。
「世田谷ボロ市」、実は447年の歴史があるんです!古着や骨董品をはじめ、さまざまな商品が並び、地元の人だけじゃなく観光客にも大人気です。
毎年12月15日・16日、そして1月15日・16日の4日間にわたって開催される伝統的なお祭りです。
場所は、東急世田谷線の「世田谷駅」や「上町駅」周辺。駅を降りた瞬間から人混みと露店の活気がすごいです。
約600の露店が立ち並んでおり、道の両側にびっしりと並んだお店はまるで宝探しのような気分にさせてくれます。
ボロ市といえば、絶対に外せないのが「代官餅」です。
地元の人たちがその場でついてくれるあたたかいお餅です。
これが美味しいとかなり有名です。
数時間は並ぶことを覚悟して行った方がいいかもしれません。
ボロ市の始まりは、安土桃山時代まで遡ります。
当時、関東地方を支配していた小田原城主北条氏政は、天正6年(1578年)世田谷新宿に市場税を一切免除して自由な行商販売を認められた楽市を開きました。
商人たちにとって大きなチャンスとなり、物資の流通や地域の活性化を促進しました。
そして、明治20年代になると古着や布の端切れ(ボロ)が扱われるようになり、
長い歴史を経て、ボロ市は時代の変化とともに扱う商品も広がり、今では骨董品やアンティーク品、そして飲食物など多ジャンルにわたる市へと発展しました。
名前の「ボロ市」は、そこから由来しているんだとか。
農協大の方々が作ったスイーツや蜂蜜なども並んでいました。
これらのスイーツは、スーパーやお店ではなかなか見かけない「ここだけ」の味が楽しめるのがポイントですね!
数十年前のこけしやアンティークの陶器やレトロなポスター、掘り出し物の雑貨など、見ているだけでも楽しい品々がずらりと立ち並んでいました。
骨董品や古着だけでなく、昔懐かしいせんべいもたくさん売られています!
安く購入することができるため、かなり賑わっていました。
こちらは薬箱。端材でできているそうです。
昔は薬を入れておく箱は無料で提供していたそうです。
しかし、木材はとても貴重な資源で、費用を最小限に抑えるために、端材や余り木も捨てることなく再利用していました。
同じ薬箱でも、使用されている木材の種類や状態によって、色味や風合いが全く違うのが魅力の一つです。
時代を超えた物語を感じられる特別な一品に出会えます。
美味しいものを食べたり掘り出しものを探したり、一度行くとハマること間違いなしです。
皆さんもぜひ次回の開催で遊びに行ってみてください!
開催場所・交通
東京都世田谷区世田谷1丁目「ボロ市通り」とその周辺
「世田谷線」世田谷駅・上町駅、徒歩3分
開催日時
12月15日・16日、1月15日・16日の4日間
開催時間午前9時~午後8時
駐車場はありません。電車・バスをご利用下さい。
お問い合わせ先
世田谷総合支所 地域振興課 地域振興・防災
電話番号:03-5432-2831
ファクシミリ:03-5432-3032