三田市の最難関課題!市街化調整区域の課題を3年かけて乗り越えオープンしたカフェ【三田市】
みなさん、こんにちは!!
今日は、三田市で地域課題での、難関課題を解決されて、オープンしたカフェのご紹介です!!
みなさんは、カフェをオープンしたいと思ったことはありますか?
カフェをしたいとなった時に、いろんな条件を考えると思います。
、その条件として、、「駅前がいいかな?」「人通りの多いところがいいなー」、「自然豊かな場所がいいなー」などいろいろありますよね。
「せっかく三田は自然豊かたなので、古民家でカフェをしたい!!」そうのように考える方もいるのではないでしょうか?
私はまさにそうでした。
しかし、とある理由で私は諦めました。
それは、「市街化調整区域」という問題です。
田舎には、市街化調整区域という課題がありますがご存知ですか。
市街化調整区域とは、都市計画法で定められた区域区分のひとつで、環境などを保全するために「市街化を抑制すべき」区域のことを指します。
無秩序な開発を防ぐことを目的としており、原則として住宅や商業施設、ビルなどの建物を建てられません。建築物の建築、増改築または用途変更をすることもできません。
ざっくり言うと、市街化調整区域内にある土地では、新たに建物を建てたり、増築したりすることができないという地域です。
古民家カフェなどは調整区域の課題を乗り越え建てられていることが多いと思います。ただ、課題を乗り越えるには、申請を出さないといけなくて、それがまた大変なんです。お金、時間がすごくかかります。
古民家カフェをする上で必ず立ちはだかる問題なのです。
この問題を解決するためには、用途変更をしないといけないのですが、その時に必要になってくるのが、図面です。(俯瞰図、位置図などなど)。
これは建築士さんしか書くことができないもので、これだけでも莫大なお金がかかります。
そして、時間も。。。
まさに、廻農園カフェがそうですよね。
約3年かかってようやく完成したそうです。
オーナーはすごく気さくな方で、「なんでも聞いて!」と色々苦労も教えていただきました。
市街化調整区域で、さまざまな課題を克服され、ようやくオープンしたカフェです。
それだけ心のこもったカフェでした。
自宅の隣の納屋を改装されて作られたカフェは、温かみを感じる空間でした。
隣接する農園で野菜を育てられています。その土地が、「山からの水を最初に使える場所」で、有機栽培にすごく適している場所だそうです。
そんな環境で育った美しい農作物が循環するという意味で「廻農園」と付けられたそうです。
今回は、デザートを食べてきました。
秋田産小豆を使った餡をホイップにして挟み込んだ「生どら」はふわふわ食感で本当に美味しい。
美味しくて、一瞬でなくなってしまいました。甘くなさ過ぎず本当に食べやすいホイップでした。
黒豆ラテは、まろやかだけど、しっかり黒豆の味もしていて本当に美味しいです。
今は夏なので、アイスラテをおすすめしますが、冬はホットで暖まりたいです。
ランチもまた食べにいこうと思います。
みなさんもぜひ行ってみてくださいね。
廻(めぐる)農園カフェ
住所兵庫県三田市末吉21
アクセス三田市街から車で約25分。
営業日金土日祝のみ
営業時間11:00~16:00