「GW（連休中）は旅行の予定はないけれど、近場で休日気分を味わいたい」という人は少なくないだろう。

それなら、市街地にあって気軽に日帰りできる「スーパー銭湯」がおすすめだ。

そこで今回は、源泉かけ流しの湯船がある東京からもアクセスしやすいスーパー銭湯を5カ所紹介したい。

①見沼天然温泉・小春日和（埼玉県）

さいたま市内にあるスーパー銭湯。約38度のぬるめの源泉がかけ流しにされている。通常のスーパー銭湯はぬるい湯は万人受けしないため加温してしまうが、自信をもってぬる湯の源泉を提供している。ソロ温泉と相性のよいぬる湯を存分に楽しめるのはうれしい。

②熊谷天然温泉・花湯スパリゾート（埼玉県）

埼玉県熊谷市にある日帰り温泉。都心からは電車で約90分。非日常感を得るにはちょうどいい距離だ。いわゆるスーパー銭湯だが、源泉かけ流しの檜風呂には、わずかに黄色をおびた透明湯がかけ流し。体感の泉温は38度くらいのぬる湯。わずかに硫化水素の香りも漂う湯は、地中の植物成分が溶け込んだモール泉の特徴を備える本格派だ。

③横須賀温泉「湯楽の里」（神奈川県）

横須賀市にある海岸沿いのスーパー銭湯。東京湾を一望できる展望露天風呂は絶景で、しかも源泉かけ流しの湯船もある本格派。心がもやもやしているときは、海を見ながら入浴すればスカッと爽快な気分になれるし、ちょっとした旅の雰囲気も味わえる。

④前野原温泉・さやの湯処（東京都）

板橋区の市街地にあるスーパー銭湯。都内にありながらも、露天にはうぐいす色に濁った源泉がかけ流しにされる湯船もある。庭園を見ながら食べられる食事処は蕎麦などのメニューが人気で、都会にいることを忘れてしまいそうになる。

⑤まえばし駅前天然温泉・ゆ～ゆ（群馬県）

前橋駅から徒歩2分の駅前温泉。電車でふらっと出かけるには絶好の立地にある。湧出量は毎分455リットルと豊富なので、駅前という立地にもかかわらず、源泉かけ流しを実現している。緑色をおびた湯は、よく温まる塩化物泉。