富士宮市の閑静な住宅街、青木平にあるカフェギャラリー『芸術空間 あおき』さん。

毎月、月替わりで作家のアート作品を展示、販売されています。

また大人を対象とした合唱指導、金継ぎ講座、幼児・子ども・大人を対象とした図画工作教室、音楽教室を開講しています。

開放的な緑あふれるカフェギャラリーのスペースで受講できる教室は、類を見ないと好評を得ています。

少子高齢化、核家族化が進み、高齢者と子どもが関わる機会が減少する中、人と人を繋ぐ活動に重きを置き、高齢者と子どもの受動的な交流のみならず、参加型の世代間交流を実践しているという『芸術空間 あおき』。

祖母と一緒にピアノレッスンを受けているのは5歳の女の子。

83歳の方もレッスンを受けています。

日々の練習の成果が今週末に、富士市ロゼシアター小ホールにて披露されます！

ひとつの音楽を作り上げる醍醐味を共感することで、高齢者のいきがい、子どもへの情操教育、音楽文化の継承、世代を超えた相互理解をになっている今回の発表会。

なんともかわいらしいデザインのプログラムは画家『サノユカシ』さんが手掛けています。

• プログラム第1部…最年少5歳がピアノソロ、最高齢83歳がピアノソロ、歌ソロを披露します。その他、弾き歌い、ピアノ演奏、連弾演奏などが披露。
• プログラム第2部～歌声サロンからの贈り物～…総勢26名、全メンバーの元気な歌声で合唱を披露。
• プログラム第3部～客演独奏～…桐朋学園大学 音楽学部声楽専攻3年で主席を務めるプロプレイヤー後藤奈々さんのピアノ独奏、オペラアリア独唱。

指導・伴奏は『芸術空間 あおき』代表の屋久綾乃さんです。

＊歌声サロンはコーラスより気軽に、カラオケより丁寧をコンセプトに毎月第3、第4火曜日の午前中に集まっています。参加者随時募集中！＊

『Concert d un petit artiste』は、8月31日（土）、富士市ロゼシアター小ホールにて13時より開演。

なんと入場料は無料です！

『芸術は、パンにはならないが、ぶどう酒である』

そんな言葉を、何かの小説で読んだことを思い出しました。

芸術は日常生活において必需品ではありませんが、人生を豊かにし、楽しみを与えてくれます。

今週末は、世代間交流の集大成でもある『Concert d un petit artiste』に足を運んで、心に染み入るぶどう酒に酔いしれてみてはいかがでしょうか？