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ひと皿まるっといちごづくし&ルピシア紅茶飲み放題!人気ホテルレストランの新作アフタヌーンティー

はらぺこえりむし旅するグルメライター/カフェマニア

寒い冬から花が咲き始める春へ。日本国内で最速の桜開花宣言が伝わってきたころ、まだまだ雪が降る北海道でも、一足早く春を感じられる豪華なスイーツが登場しました。今回紹介するのは、札幌東急REIホテル内のレストラン「south west」さんが提供する季節限定のアフタヌーンティー。ひと皿すべてにいちごの美味しさを詰め込んだ新作スイーツをさっそく味わいに行ってきました。

「south west」ってどんなところ?

店舗外観
店舗外観

「south west」さんがあるのは、地下鉄南北線すすきの駅から徒歩1分のところにある札幌東急REIホテルの1階。レストランの入口は2か所ありますが、アフタヌーンティー提供日は月寒通沿いのホテルロビー側入口から入店します。

レストランの様子
レストランの様子

窓や壁面に沿って4人掛けのテーブル席を複数配置したレストラン内。入場後の座席はあらかじめ決められています。レストランスタッフの誘導に従って、割り当てられた席に着きましょうね!

いちごモチーフのテーブルメニューに期待が高まる

ナフキンの上には可愛いテーブルメニューが
ナフキンの上には可愛いテーブルメニューが

今回いただいた「春の苺のアフタヌーンティー」は2月17日から土日祝日限定・2日前までの完全予約制で提供されている新作。価格は1人税込3000円となっています。今回はメディア・インフルエンサー向けの招待を受け、友人とともに無料でご馳走になることに。席に着くと、ナフキンの上には可愛いいちごモチーフのテーブルメニューが置かれていました。

スイーツ、セイボリー、ドリンクの詳細が書かれている
スイーツ、セイボリー、ドリンクの詳細が書かれている

テーブルメニューを手に取り裏返してみると、今回のプランで提供されるスイーツ、セイボリー、ドリンクが一覧で記載されていました。LUPICIAやTERTHといったブランド紅茶をはじめ、ソフトドリンクや牛乳など、豊富なドリンクが飲み放題となるドリンクバーは、ゆったりとティータイムを楽しめるアフタヌーンティーならではの豪華なラインアップです。

紅茶とソフトドリンクが飲み放題のフリードリンクブース

ドリンクはすべて飲み放題
ドリンクはすべて飲み放題

ドリンクはすべてセルフサービス。コールドドリンクはキッチン側のテーブルにまとめて置かれています。

豊富な種類の紅茶とフレーバーティー
豊富な種類の紅茶とフレーバーティー

コーヒーは備え付けのコーヒーサーバーマシンから。紅茶やフレーバーティーは、ガラスジャーに入ったティーバッグに熱湯を注いでいただきます。

いちごフレーバーの紅茶も楽しめる
いちごフレーバーの紅茶も楽しめる

ここで注目したいのは、LUPICIAのフレーバーティー「いちご」。アフタヌーンティーのテーマと同じいちごの風味と香りを楽しめる紅茶で、無糖ですっきりと飲めば、スイーツや軽食との相性もばっちりです。ぜひ試してみてくださいね!

ボトルドリンクは写真映えも◎
ボトルドリンクは写真映えも◎

炭酸飲料はガラスボトルで提供。開栓し、グラスに注いでいただきましょう。

スパークリングワインも楽しめる
スパークリングワインも楽しめる

これまでに幾度も「south west」さんのアフタヌーンティーを食べにきていますが、これまではなかったアルコール類の提供も今回からスタートしています。中央のテーブルに置かれているのはスパークリングワイン。昼間からお酒とスイーツを同時に楽しめるなんて、最高すぎるでしょう♪お酒が苦手でなければ、こちらも注目してくださいね!

いちごづくしなスイーツプレート

ガラスプレートの下にはピンクの花が
ガラスプレートの下にはピンクの花が

今回いただいた「春の苺のアフタヌーンティー」は、ガラスプレートの上にいちごたっぷりのプチガトーをちりばめたワンプレートタイプ。カラスプレートの下には可愛らしいピンクの花が閉じ込められており、写真映えも抜群です!過去のアフタヌーンティーから引き続きアフタヌーンティーの企画や調理に携わっているホテル専属のパティシエは、さっぽろ雪まつりの氷像コンテストで受賞歴がある、多方面で活躍している抜群のセンスの持ち主。ホテルレストランならではのクオリティーの高さとユニークな食材の組み合わせ、思わず写真に収めたくなるフォトジェニックさのすべてを兼ね備えた贅沢なアフタヌーンティーは、新作がリリースされるたびに追いかけたくなるほど好奇心を掻き立てられる逸品といえるでしょう。

苺のミルフィーユ
苺のミルフィーユ

今回のスイーツプレートのセンターは、サクサク食感のパイとスライスいちごを積み上げた「苺のミルフィーユ」。そのままフォークで力を加えると層が崩れてしまうことがあるので、食べにくい場合はあえて横倒しにして、パイ、いちご、クリームを均等にすくって美味しくいただきましょう。

ガトー・フレーズ
ガトー・フレーズ

スポンジ、いちご、ホイップクリームの断面が美しい「ガトー・フレーズ」は、いわゆる日本のショートケーキのこと。スポンジとホイップクリームにいちごの酸味がアクセントとなる、甘すぎないシンプルな味わいが特徴です。

クーシュ・ド・ピスターシュ
クーシュ・ド・ピスターシュ

ちょっと小ぶりなサイズのケーキ「クーシュ・ド・ピスターシュ」は、その名前からもわかるように、ピスタチオを使ったスイーツです。いちごのさっぱりとした甘酸っぱさとピスタチオの濃厚な甘さが合わさる味のコントラストを感じる楽しさはもちろん、赤とグリーンの鮮やかないろどりにもぜひ注目を。

バニラが香る苺プリン
バニラが香る苺プリン

シンプルなスイーツほど、主役となる果実の味わいをより強く感じられるもの。わかりやすいシンプルなネーミング通り、素材の味や香りをダイレクトに感じることができる「バニラが香る苺プリン」は、上層のいちごソースには生果実が入っており、いちご本来の美味しさを口いっぱいで感じられるひと品。下層にはとろ~り食感のバニラプリンが入っているので、スプーンでいちごソースと一緒にすくって甘酸っぱい風味のマリアージュを楽しみましょう。

シャルディニエール
シャルディニエール

筆者も友人も思わずテンションを上げて絶賛したお気に入りのスイーツがこちら。あまりのリアルさに「オブジェかな?」と勘違いしてしまいそうな、植木鉢型のミニスイーツ「シャルディニエール」。色あざやかでマットな質感の植木鉢やいちごのヘタの部分は樹脂でできたフェイクかと思いきや、着色したチョコレートを使ってすべて食べられるひとつのスイーツとして完成させているのだから驚きです。

ロリポップ・ショコラ
ロリポップ・ショコラ

そして、このプレートの中で一番小さくシンプルなららも、スタンドの上に直立したユニークな見た目が存在感を放っている「ロリポップ・ショコラ」は、その名前の通りロリポップに見立てた可愛くポップな見た目が特徴のチョコレートベースのスイーツ。ルビーショコラでコーティングしたガナッシュクリームの球体に桜色に着色した花型のホワイトチョコレートを添えれば、そのシルエットはまるで“いちご”のようです。

ユニークな料理が揃ったセイボリー

ホテルレストランならではの高クオリティ
ホテルレストランならではの高クオリティ

甘いスイーツの箸休めとして提供されているセイボリー。今回のラインアップで特に注目したいのは、いちごの甘酸っぱさと生ハムの塩気の意外な組み合わせを楽しめる「苺のコンフィチュールと生ハム、クリームチーズのサンドイッチ」と、もちもち食感の求肥で蟹サラダをラップした「求肥と蟹サラダのチョンファン風 ~ピーナッツバターソース〜」。これ合うの!?と、思わずびっくりしてしまうような個性的な組み合わせでも、ユニークで美味しい食感と味わいにまとめてしまうのが「south west」さんの面白さ。今回のようなアフタヌーンティーだけでなく、平日・週末ともに提供しているランチバイキングにも定評がある人気ホテルレストランの本気を感じられるひと皿でした。

「south west」の店舗詳細(アフタヌーンティー提供時)

【住所】北海道札幌市中央区南4条西5丁目1 札幌東急REIホテル 1階
【電話番号】011-531-0109
【営業時間】15時30分~18時00分(アフタヌーンティー提供時間)
※最終入場 16:30
【定休日】祝日を除く月~金曜日
【公式サイト/SNS】公式サイト / Instagram

販売期間は4月14日まで!甘~いいちごを食べに行こう

「春の苺のアフタヌーンティー」を食べに行こう
「春の苺のアフタヌーンティー」を食べに行こう

今回いただいた「春の苺のアフタヌーンティー」の提供は、2月17日~4月14日の土日祝日のみ。1日30食の限定販売となっているので、予約は早めにしておいた方がいいでしょう。今回はアフタヌーンティーについてのみレポートしましたが、アフタヌーンティー開催時以外のレストラン営業については公式サイトで確認してください。ホテルクオリティの美味しいいちごスイーツ、ぜひ注目してくださいね!

旅するグルメライター/カフェマニア

常にごはんやスイーツのことを考えている食いしん坊主婦。興味の赴くまま日本全国を旅しながら美味しい食べ物を発掘し、「旅」と「食」をテーマに地域やお店、商品の魅力を発信している旅人グルメライター。取材や執筆の合間は気になるカフェへ足を運び、これまでに訪問したカフェは1300軒以上!ネットや書籍で情報収集するよりも、実際に自分の足で歩いて見つけたお店や直感で魅力を感じたお店を中心に訪問し、レポート形式で記事を執筆している。食べることは大好きだけど、お酒はすこぶる弱いのが玉に瑕。

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