独自配合のきな粉が自慢!3種のわらび餅をお値打ち価格で食べ比べ♪京都嵐山・渡月橋そばにある和菓子店
日本人だけでなく、近年は多くの外国人観光客も訪れている人気の観光地・京都嵐山。背の高い竹が天に向かって伸びる竹林や桂川に架かる渡月橋はとても有名な観光スポットとなっています。そんな渡月橋のそばで、国内外からの観光客から定評のある美味しいわらび餅を提供しているのが「峯嵐堂 渡月橋本店」さん。独自の配合でブレンドした自慢のきな粉を添えたできたてのわらび餅を求めて、さっそく足を運んでみました。
「峯嵐堂 渡月橋本店」ってどんなお店?
「峯嵐堂 渡月橋本店」さんがあるのは、京都市西京区嵐山中尾下町の府道29号線沿い。お店の脇には法輪寺へ続く裏参道があり、店舗の正面には渡月橋があります。最寄駅は阪急嵐山線嵐山駅で、駅からの所要時間は徒歩6分ほど。嵐電嵐山駅からも徒歩7分ほどで行くことができるので、嵐山観光の休憩にちょうどいい好立地にあるお店といえるでしょう。
店頭では豆菓子や乾物を販売
お店の中に入るとまず目に入るのは、壁面の商品棚に並ぶたくさんの豆菓子や乾物。元々同店は海苔、昆布などの乾物や豆菓子などを京都の料亭、和食店などへ卸している卸問屋として営業していたことが始まりとなっているため、わらび餅の評判が上がり和菓子店としてのイメージが強まっている現在でも、創業当初から親しまれてきた商品を変わらず店頭に並べています。
一部の商品は試食が提供されているので、現地で味見をしてから購入するのも良いでしょう。豆菓子だけでもかなりの種類があるので、思わず目移りしてしまいそうですね!
3種類の味わいを楽しめる♪看板商品のわらび餅
イートインスペースに案内されて席に着くと、まずは温かいお茶と豆菓子、昆布水が運ばれてきました。わらび餅はできたてのものが提供されるため、オーダー後少し待ち時間が発生します。席について待つ間も楽しめる嬉しいサービスに、思わず気持ちがほっこりしました。
待つこと10分ほど。ようやくテーブルにお目当てのわらび餅が運ばれてきました。今回オーダーしたのは、同店の人気No.1商品「おうす作りたてとろけるわらびもち」。ノーマル、抹茶、竹炭の3種類のわらび餅を一度に味わうことができ、わらび餅と相性の良いお抹茶も同時に楽しめるお得なスイーツセットです。これだけ贅沢な組み合わせを提供し、なおかつ人気観光地の嵐山に店舗を構えているということから考えても、税込800円前後(訪問時の価格・セット内容により若干の変動あり)というお値打ち価格にとても満足できるのではないでしょうか。
小鉢に盛り付けられたわらび餅にはそれぞれきな粉、抹茶きな粉、黒ごまきな粉が添えられています。このきな粉は、創業者が試行錯誤を繰り返しながらおよそ2年の月日をかけて現在の配合にたどり着いた同店自慢の逸品。季節や年によって異なる気候の変化にあわせてその都度原材料の比率を調整して大豆本来のうまみや甘みを引き出し、わらび餅を最高に美味しく食べられるよう努めています。
わらび餅そのものにも味はついていますが、甘さが足りないときは添え付けの黒蜜をかけていただきましょう。作り立てのわらび餅はとてもやわらかくほんのり熱を帯びています。小鉢ひとつひとつの量は少なめですが、時間が経つと冷めて食感が変わってしまうので、温かいうちに食べてしまいましょうね!
飲み物はおうす(お抹茶)と冷茶か選ぶことができ、今回は「冷茶」を選びました。プラス110円でコーヒーに変更することが可能なので、好みにあわせて好きなドリンクを選んでください。
「峯嵐堂 渡月橋本店」の詳細情報
【住所】京都府京都市西京区嵐山中尾下町57-2
【電話番号】075-864-7573
【営業時間】10時00分~18時00分
【定休日】不定休
【公式サイト/SNS】公式サイト
嵐山に美味しいわらび餅を食べに行こう
嵐山の玄関口となる嵐電、阪急両駅の交差地点にある同店。しかし、渡月橋を渡った先の観光客で賑わっている中心エリアとは違い、比較的落ち着いた雰囲気の中で飲食を楽しめるところが同店のポイントです。有名な観光スポットである渡月橋のそばにあるにも関わらず意外と空いていることが多いので、嵐山観光の穴場スポットといえるのではないでしょうか。みなさんも京都嵐山へ観光に訪れたら、ぜひ「峯嵐堂 渡月橋本店」さんで美味しいわらび餅を食べてみてくださいね!