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【南アルプス市】ふるさと文化伝承館ならではの新春ミニ企画展〜「あれもヘビ!これもヘビ?」開催中!〜

おがわひでいち地域情報発信ライター/写真家(南アルプス市など)

巳年といえばヘビ。ヘビと言えば縄文土器。と言うふうに連想する方は少ないと思いますが、縄文人にとってヘビとは特別な存在であり、その様子が発掘された縄文土器からも見て取れるようです。

で、縄文土器と言えば南アルプス市ふるさと文化伝承館と言うことで、現在開催中の新春ミニ企画「あれもヘビ!これもヘビ?」展にお邪魔してきました。

建物に入って正面にラヴィちゃんがお正月モードでお出迎えしてくれます。

企画展のブースでは、次の企画展の準備が進んでいました。

そして今回は2階が会場。

縄文土器を中心とした展示室。

普段の展示に少し工夫を加えてのミニ企画「あれもヘビ!これもヘビ?」

一部ケースに入れられて展示されていますが、こちらはミニ企画のため。

解説を聞きながらでないと分かりにくい紋様もありますが、よくよく見るとヘビに見えてきて面白かったりします。

これなんかは見てわかりますよね?

写真では立体的に見えにくいので、実物をご覧いただくのが一番かと思われます。

縄文人にとって、ヘビは神聖な存在だったとのこと。それを模した装飾が土器に施されています。縄文人は、何を思って土を捏ねて器を形作り、装飾を施していったのでしょうか?縄文人は想像上の存在ではなく、実際にリアルに生活を送っていた人々であって、彼らが土器にどのような思いを込めていたのか、それがとても気になります。

展示室の普段から見ることができる土器達の中に、ヘビの紋様がある土器にはマークがされています。

こんな感じに。

ヘビの紋様はもちろんですが、縄文時代って本当にデザインセンスに溢れる芸術的な土器ばかりですよね。筆者は土器を見るたびに縄文人の日常生活を想像しては面白がっています。

ちなみに、国の重要文化財「子宝の女神 ラヴィ」と、

こちら「ぴーす」は現在本物が展示されています。人気者は度々出張されることがあるので、レプリカではない本物が見たい方はぜひ来館してその目で確認してください。

いつものことながら、ふるさと文化伝承館の企画は面白い。単に古い物を展示して見せているのではなく「見せる」から「魅せる」展示の工夫が素敵です。ミニ企画は1月22日までですが、ヘビの紋様の土器はいつでも見ることができますので、今年の干支でもあるヘビの紋様を探しに来館されてはいかがでしょうか?

【南アルプス市ふるさと文化伝承館】
住所:山梨県南アルプス市野牛島2727
営業時間:9:30〜16:30
新春ミニ企画「あれもヘビ!これもヘビ?」
会期:2025年1月22日(水)まで開催
入館無料
休館日:毎週木曜日(この日が祝日の場合は翌日休館)年末年始
問合せ:TEL 055-282-7408 FAX 055-285-7113
公式サイト

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ありがとうございます。
地域情報発信ライター/写真家(南アルプス市など)

本業の傍ら写真家としても活動しています。南アルプス市を中心に、北杜市、韮崎市、西八代郡(市川三郷町)、南巨摩郡(富士川町、早川町、身延町、南部町)を担当しています。地元の皆さんが「出かけたい」「誇りに思う」と言えるような、また他の地域の人からも注目してもらえる記事をお届けできるように頑張ります。

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