データも示すチェイス・アンリの飛躍…空中戦、縦パス、ドリブルなどで欧州5大の21歳以下CBトップの数値
シュツットガルトの世代別日本代表DFチェイス・アンリ(20)は今季、欧州5大リーグの21歳以下のCBでトップクラスのスタッツを残しているようだ。データツール『DataMB』の公式X(@DataMB_)が紹介している。 【動画】アウェー中国戦の裏で起きていた珍事…日本代表FWがSNS上の声に反応「わざと」 DataMBのポストによると、アンリは今季のブンデスリーガで合計568分間プレー。その中では空中戦勝率、縦パスの成功率、ショートパス成功率、ボックス内へのクロス数、ドリブル成功率で、いずれも欧州5大リーグの21歳以下の選手で1位の数値を記録しているという。 またポゼッション率による補正を受けたタックル数、インターセプト数も欧州5大リーグの21歳以下の選手で3位。さらにパス成功率、ロングパス成功率もそれぞれ3位の数値だといい、本格的なトップチーム挑戦は今季が初ながら、その目覚ましい飛躍はデータによっても裏付けられているようだ。 尚志高出身のチェイス・アンリは世代別の日本代表でプレー経験を重ね、23年のU-20W杯にも出場した逸材。日本代表の森保一監督は今年9月に「若い選手の成長速度は速いなと思う。彼もすでに代表キャンプに来てもらったことはある(22年1月の国内組合宿)ので、継続して彼のことも見ている。より結果を出して、日本の戦力になることを期待している」と期待を述べつつ、「いまはいろんなことを急速に吸収している時だと思う」と慎重に育てる姿勢を見せていたが、この活躍が続いていけば、北中米W杯に向けて抜擢される可能性は大いにありそうだ。