福島県内は紅葉の季節を迎えている。山に登ると山全体が色づき、紅葉のじゅうたんが広がっている。 福島テレビ・宮下真結子記者：「天候にも恵まれ、絶好の登山日和となったきょう、ロープウェイ乗り場には長い列ができています」 多くの登山客が訪れた10月22日の安達太良山。ロープウェイで上っていくと、木々の色づきが深まっていくのが楽しめる。 山頂の駅から歩いた先に広がるのが…山全体を臨む大パノラマ。黄色やオレンジに山全体が染まり、紅葉のじゅうたんが出迎えてくれる。 訪れた人は「ちょうど良い時期に来られてきれいです」「きょうは初めてなんですが、すごく色づかいにも魅了されました」と話す。 先週から一気に色づき始め、今がピーク。残暑の影響で２週間ほど遅く、見ごろは今週いっぱいとみられている。 さらに、磐梯吾妻スカイラインに向かってみると…長い橋が架かるつばくろ谷も鮮やかに色づいている。その美しさに観光客もおもわず…「叫びたくなる紅葉です。ヤ ッホー！あ、良いこだまです」 イワツバメの別名・つばくろが飛び交うことから名付けられたつばくろ谷。標高1200メートル、深い谷を染め上げる紅葉と橋のコラボレーションを楽しめ、多くの観光客が写真に納めていた。 訪れた人は「このタイミングで遅いかなと思ったけど、絶妙なタイミングで最高の紅葉が見られて大満足です」「来てみてめちゃくちゃきれいだなと思って、また来年もきたいなって思いました」と話す。 大学生の男女４人組は「きれい！見ごろ！」「見頃ですよね。きょうは東京から来まして、朝７時に出てこれを楽しみに」「これのために来ましたね」「ちょうどピークだったので良かったですね」と話した。 山で見ごろを迎え、これから平地でも紅葉の季節を迎える。