【広島好き】シーズンの成績に直結する交流戦に突入。序盤は天敵とも言える2チームと対戦
九里は交流戦通算成績でも、チーム2位の7勝(6敗)を挙げており、2度の完投勝利を記録。6年前なので参考外かもしれませんが、2018年には福岡ソフトバンク相手に9回4失点で完投勝利をマークしています。
九里がチーム2位なら1位は誰だ、ということになりますが、トップの10勝(7敗)を挙げているのが野村祐輔です。キャリア的に納得と言えるところですが、ただ、最近5年間では2022年の埼玉西武戦に、6回途中2失点で勝利投手になった1勝のみ。
昨季も含めて登板ゼロ、未勝利の年も多く、シーズン16勝で交流戦でも3勝0敗だった2016年がピークとなっています。今季一軍登板なしのベテランの復活も見たいところですが、その可能性は薄いかもしてません。
今季のローテ投手では、大瀬良大地が通算26試合登板で6勝12敗、防御率4.96、床田寛樹が10試合で4勝4敗、防御率3.39、森下暢仁が8試合で2勝4敗、防御率4.18となっています。
床田は昨季の埼玉西武戦で完封勝利をマークしていますが、防御率1点台が3人(規定回数到達は床田1人のみ)という最強先発陣が、パ・リーグ相手にもこれまでと変わらぬ投球を見せることができるか、注目です。
野手の主力選手で、交流戦の通算打率が3割を超えているのは、秋山翔吾(202試合、打率.319)ぐらいですが、ブランクはあるとは言え、パ・リーグの野球を知る秋山には期待したいところです。今季は1番に定着して同打順では打率.305、出塁率.339と、本来のポジションで実力を発揮しつつあり、打線のキーマンになりそうです。
その他の主力は、軒並み打率2割4分台から2割6分台の選手ばかりです。交流戦と言えば、現・カブスの鈴木誠也が、オリックス戦での2試合連続サヨナラ本塁打で一気にブレイクを果たした印象が強烈ですが、現在のチームでその候補と言えば、4番起用で覚醒した感のある小園海斗、さらに右の大砲候補として期待の末包昇大あたりでしょうか。