<春に挑む>関東一 選手紹介/14 中里駿介内野手 /東京
◇内野はどこでも守る 中里駿介内野手(2年) 野球を始めたころからさまざまなポジションについていたため、内野はどこでも守れる。打撃はバント処理など小技で出塁するのが得意だ。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 成井聡(2年)に続く俊足。普段は慎重だが「野球だけは強気」といい、昨秋の都大会3回戦に代走で出場した時は、外野手から内野手の送球のすきを突いて一塁からホームに生還し、勝ち越しの1点を挙げた。 この冬は、ゴロの球や壁に当てた球を捕球する練習で、守備の基本動作を見直している。食事の回数も増やし、冬前から体重を4キロ増やした。年始には、7歳上の兄が所属する企業チームのSUBARUの練習場に連れて行ってもらい、打撃の上手な選手から強い打撃を教わった。 暗記が得意で、2005年以降の夏の甲子園優勝・準優勝校をそらで言える。【小林遥】=つづく ……………………………………………………………………………………………………… (1)右投げ左打ち(2)166センチ、62キロ(3)取手リトルシニア(茨城)(4)チームの勝利のために、任された仕事はしっかりこなす。代走ならホームに生還する。 〔多摩版〕