ｔｕｋｉ．

　１５歳の女性シンガー・ソングライターのｔｕｋｉ．が３１日、東京・渋谷のＮＨＫホールで行われた第７５回ＮＨＫ紅白歌合戦（後７時２０分）に初出場し、“顔出し”なしのパフォーマンスにネットが沸いた。 【写真】ｔｕｋｉ．　後ろ姿公開で「絶対に美人さん」 　透けている布に囲まれたステージで、昨秋にリリースしロングヒットとなっている「晩餐歌」を歌唱。最後まで顔出しはなかったが、セーラー服姿で、ロングヘアの後ろ姿がチラリと映った。ネットは「薄い布越しで歌うたうの平安貴族みたい」「布の向こうでパフォーマンス」と沸いた。 　高校生という以外は謎のベールに包まれているｔｕｋｉ．。これまでメディアや自身のＳＮＳでも顔出しはしておらず、本番が始まる前までネット上では「シルエットでの出演かな？」「Ａｄｏみたいに隠す感じかね」と気になる人が続出していた。 　ｔｕｋｉ．は１３歳から楽曲制作を始め、ＴｉｋＴｏｋで弾き語り動画を投稿。中学３年時の２０２３年９月にリリースした初デジタルシングル「晩餐歌」がロングヒットした。圧倒的な歌唱力で魅了し、ソロアーティストとして史上最年少でストリーミング累計再生回数１億回を突破。今年のビルボードジャパンの上半期総合ソングチャートで堂々の２位にランクインした。また、Ｓｐｏｔｉｆｙが選ぶ躍進を期待する次世代アーティスト「ＲＡＤＡＲ：Ｅａｒｌｙ　Ｎｏｉｓｅ　２０２４」にも選出された。自ら作詞・作曲を手がけた「晩餐歌」は、ｔｕｋｉ．が父親に「出世払い」でお金を借りてレコーディングしたナンバーだ。 　◆昨年も素顔を見せない歌手が活躍…２０２３年紅白ＶＴＲ 　“素顔を見せない”３組のアーティストが初出場。「歌い手」のＡｄｏは、京都・東本願寺の能舞台から生中継。能舞台に檻のようなセットが設けられ、シルエットのみで圧巻のパフォーマンスを披露した。また、６人組エンタメユニット「すとぷり」はＣＧの姿で出演。別スタジオにいる映像をリアルタイムでＣＧ化した演出が話題になった。またロックバンド「ＭＡＮ　ＷＩＴＨ　Ａ　ＭＩＳＳＩＯＮ」（マンウィズ）は頭はオオカミ、体は人間という風ぼうで、紅白でもオオカミの被り物を着用して出演した。