浅草花やしきに“ムー大陸”が出現?桃太郎&貧乏神がUFOを召喚?「桃鉄ワールド」が大型アップデート
2024年10月12日、コナミデジタルエンタテインメントは浅草花やしき(東京都・台東区)にて、「桃太郎電鉄ワールド ~地球は希望でまわってる!~」(以下、「桃鉄ワールド」)の大型アップデートに関する発表会を実施。桃太郎と貧乏神が登場するステージイベントなどもあり、大盛況となった。 【写真を見る】「月刊ムー」の三上丈晴編集長、島田秀平氏、桃太郎のスリーショット こちらの発表会は、オカルト情報誌「月刊ムー」の創刊45周年記念イベント「不思議体験ムー夜会 in 浅草花やしき」内で行われた企画。今回のアップデート(11月に実装予定)では、かつて太平洋にあったといわれる“ムー大陸”が新マップとして導入されることに。 これに合わせて、発表会当日は浅草花やしき内の池に、ムー大陸のジオラマが緊急浮上。さらには「月刊ムー」にちなんだゲストによるトークイベントなどもあり、そちらに桃太郎たちが登壇。ゲスト陣&来場者に向けてアップデートの概要をアピールする……というものだった。 ■新たなマップ“ムー大陸”ならでは遊び方を紹介! ここで改めて、今回発表された新情報について解説する。このたびのアップデートでは、太平洋上に謎多き新大陸“ムー大陸”が出現。ムー大陸には巨大な活火山があり、それを中心とした東西南北4つのエリアで構成されている。 ムー大陸内では、これまでのシリーズにはなかった摩訶不思議な物件やイベントが多数追加されるほか、謎に包まれた“魔神ラ・ムー”も登場。未体験で予測不可能な「桃鉄ワールド」が楽しめるようになっている。 ■到着金ボーナスで一攫千金が狙える ムー大陸内の駅が目的地の場合、その到着金は他の駅の1.5倍にアップ。さらにボーナスが大きな駅も存在する。島民からの熱烈な大歓迎を受けて、大金をゲットしよう。 ■超古代遺跡を復元すれば収益率もアップ ムー大陸内の物件には、謎の超古代遺跡が数多く存在する。それらの研究が進むと、遺跡の復元が完了し、膨大な収益をあげるようになる。 ■謎めいた物件も多数登場 スーパーハワイの“ホクレアクルーズ”、ホヌア・エレエレの“AI土偶工場”、ランパラ・プラの“若返り水スタンド”、ヒラニ・プラの“ナーカルせんべい屋”、ナヘレ・プラの“六角柱ピラミッド”など、ムー大陸ならではの謎めいた物件が多数用意されている。 ■新たなイベントやカードも満載 新マップでは、ムー大陸にまつわる新たなイベントやカードが多数登場。“未確認生物”や“金の延べ棒”など、摩訶不思議なイベントも続々発生するので、これらをうまく活用すれば一発逆転も狙える。 ■プレイヤーの命運を分ける“めつぼうボタン”と“魔神ラ・ムー” ゲーム開始時、モードを「ムー大陸浮上!」に設定すると、大陸や各地の線路上に新たなマス“めつぼうボタン”が登場する。通過時にめつぼうボタンを押すことで、謎の巨人“魔神ラ・ムー”が出現。気まぐれで島の各地にさまざまな祝福と災禍を巻き起こしていく。 ときには大金をばらまいたり、またあるときには火山の噴火で資産を減らしたり。さらにはムー大陸そのものを水没させたりと、ハチャメチャなゲーム展開が楽しめる。 ■トークイベントも大盛り上がり このたびの「桃鉄ワールド」アップデートの目玉はムー大陸であり、そのマップは「月刊ムー」編集部の協力のもと制作された……ということから、「不思議体験ムー夜会」の後半には「月刊ムー」の三上丈晴編集長と、都市伝説・怪談・手相でおなじみの芸人・島田秀平氏によるトークイベントも開催。 「今後『桃鉄』で実装してほしい要素はありますか?」という質問に対し、二人は「新マップで地底を探索できるようにしてほしい」や、「黄泉の世界に行ける列車があるとおもしろいかも」など、同誌ならではの切り口で掛け合いをくり広げ、会場を沸かせた。 さらに終盤では、来場者とゲスト全員でUFO召喚に挑むことになり、こちらに桃太郎と貧乏神も参加。来場者全員で空に向かって念を飛ばすという、「月刊ムー」45周年記念を締めくくるにふさわしい、なんとも珍妙(!?)な一幕もあり、大盛り上がりのうちにイベントは終了した。 (C)さくまあきら (C)Konami Digital Entertainment 取材・文=ソムタム田井