航空自衛隊新田原基地は、3日の訓練飛行中、基地所属の戦闘機F-15Jの模擬弾の一部が四国沖の空域内で落下したと発表しました。 航空自衛隊新田原基地によりますと、模擬弾の一部が落下したのは基地所属の戦闘機F-15Jで、3日午前10時過ぎ、四国沖の空域で訓練中に落下したということです。 落下した模擬弾の一部は、訓練時に使用する縦76.6センチ、横57センチ、重さが21.6キロで火薬などは搭載しておらず、今のところ、被害の情報も確認されていません。 落下の原因は、模擬弾の結合部が破断したものと見られるということですが、詳しい原因については、現在、調査中だということです。 航空自衛隊新田原基地の大嶋善勝司令は「飛行前後の点検において入念かつ確実な点検等を継続するとともに飛行安全に万全を期してまいります」などとコメントしています。