ぼんぼりなどが試験点灯され、開幕の準備が整った岡山さくらカーニバルの会場

　岡山の春を彩る「2024岡山さくらカーニバル」（岡山県、岡山市、岡山商工会議所、岡山青年会議所、RSK山陽放送、岡山放送、テレビせとうち、山陽新聞社でつくる実行委主催）が29日、岡山市・後楽園東側の旭川河川敷で開幕する。28日夜にはライトアップの試験点灯があり、準備が整った。会期は4月7日まで。 　会場となる蓬莱橋―相生橋間の約400メートル区間には、ちょうちん、ぼんぼり各110個と、投光器30基を設置。日が暮れて一斉にともされると、雨の中、つぼみを膨らませているソメイヨシノが光に照らし出され、幽玄な雰囲気に包まれた。

岡山さくらカーニバルの会場地図

　河川敷一帯には約250本のソメイヨシノがある。会場のライトアップは日没から午後9時まで。飲食などの屋台約50店も並ぶ。 　実行委はSDGs（持続可能な開発目標）の一環でごみの持ち帰りを呼びかけており、公共交通機関の利用も促している。会期中の問い合わせは現地本部（090―8719―9744）。