【オイシックス】武田勝監督、大谷翔平MVP獲得に「普通でしょ」 16年V時エピソード明かす
元日本ハム投手のオイシックス武田勝監督(46)が、元同僚のドジャース大谷翔平(30)のリーグMVP受賞を祝った。 22日は新潟・長岡市内で行われた今季チーム練習最終日に参加。2年連続の満票受賞に「普通でしょ。やっちゃってるんだもん」と切り出し、「翔平が来たときから、ああいう風になるだろうなってビジョンが描けてたから。どうせやるんでしょ。逆にいつまでやるのって感じじゃないですか」とあたかも普通の出来事のように話した。 武田監督自身は16年のシーズン中に現役引退を表明。リーグ優勝争いを繰り広げていた最中、「俺のために優勝しろ」と持ち前のユーモアさを振りまくと、大谷の活躍などもあり、4年ぶりのリーグ優勝、そして日本一に輝いた。 その裏には「優勝しないと俺の引退登板がなくなるから優勝してねって意味で」とエピソードを明かし、実際に優勝したときには「翔平から『優勝しましたよ』って偉そうに言われた覚えがあります」と大谷との思い出を笑って振り返った。 来季は、「投手大谷」の復活も期待される。武田監督は「能力が高いだけにけががね。年齢的にも30を超えてくると関節とかいろいろ難しいんですよ」と心配しながらも、「自己管理は出来る方だと思う。一緒にやってきた身として、無事でいてね、と願っています」と語った。【大島享也】